20歳で自殺した人の日記を読む
20歳の原点、という本がある。学生運動が起こってた時代に生きていた人。
1ページ目から、びっくりした。
普段、自分が考えてたこと、感じていたことがどストレートに書いてあったから。
とても頭が良くて文才のある方だから、恐れ多くて同じ感性、って言いたくないんだけど
出てくる、この人の生身の言葉が、
私の感覚、感性を言葉にしてくれてて
めちゃくちゃビックリした。
今はSNSやインターネットで簡単に自分を表現、表出できるようになった。
そんな世の中をみて、高野悦子さんはどう思うのだろう、どう感じるのだろう。
私はその方のように頭は良くないし、言葉が上手くないから、こうやってnoteに自分の想いを書くことも、とても躊躇っている。
自分の感覚が、感性が、間違ってなかったんだ
って単純な安心感を感じています。
単細胞だ、って書いてあったんだけど
私もよく自分のことを単細胞だ、と言っていて
あ、単細胞でいいんだ私って
単細胞が感じました。
安心感を求めて、この本を何周もしてます。
これからも何回も読むと思います。
『他者を通してのみ自己を知ることができるが、自己の存在は自分で負わなければいけない。
生きていくのは自己である。他者の実存を実存として認めよ』
私はこの方の日記を読んで、自分についてさらに知ることになった。
今年の目標は、自分に嘘をつかないこと。
心がけてきたけども、まだまだ自分が感じていたことから目を背けていたし、避けようとしていた自分はいた。
自分に嘘をついていた、いや、嘘をついてるつもりはなかったんだけど、言葉にできないから避けていた、言葉にすることから回避していた、と言った方がしっくりくるかも。
この方の言葉を借りながら、これからももっと自分の感性を言葉にしていく。
今はこうしてネットがあって発信が容易くなったから、より自己を知るきっかけは多いだろう。
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