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体の中で歩いてるちっっっちゃいヤツ

こんにちは、そうまいです!

以前書いたクマムシの記事で思い出したことがあったので今日はそれを書こうと思います。

クマムシの見た目は正直あまりかわいくはないけど、かわいい動きのヤツが体内にいるらしいのです…

キネシン

キネシンは、モータータンパク質の一つで、主にATPを加水分解しながら微小管に沿って運動する性質を持ち、細胞分裂や細胞内物質輸送に重要な働きをしている。キネシンは遺伝子ファミリーを形成しており、キネシンスーパーファミリータンパク質(kinesin superfamily proteins, KIFs)と呼ばれる。
KIFsは哺乳類(マウス、ヒト)で45種類の遺伝子が同定されており、細胞内で膜小器官、タンパク質複合体やmRNAなどのカーゴ(荷物)を輸送することで、細胞の生存、形態形成および機能発現に重要な役割を果たしている。最近、このKIFsが記憶・学習などの脳の高次機能、神経回路網形成、体の左右軸の決定、腫瘍形成の抑制など重要な生命現象に関与していることが明らかとなった。

脳科学辞典より

さっぱり分からん。

ざっくりと噛み砕くと、『生命活動に必要な物質を輸送する「運び屋」』
って感じでしょうか。

実際は歩いてる姿も解明しきれてないところがあるようなんですが、まあそれはちょっと横に置いておき。

かわいい動きのキネシン、はいどーん。


英語版のWikipediaより

よりリアルなものはハーバード大学で制作された動画-Youtubeから観てみてください。
1:15あたりがキネシンのシーンです。
(ちなみに集合体恐怖症の人は止めた方がいいかもしれません。)

このよちよち歩きが日常的に行われていて、しかも記憶・学習や体の軸など身体機能で必要不可欠と考えると神秘〜〜〜〜。

キネシン ありがとう。


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