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#20 拾ってもらえた専門学校時代…

専門学校

行きたいと思っていた。
行かなければならないと思っていた。
進学先に行けず申し訳無さで迎えた入学式。
かろうじて行く場を確保した全く関係ない分野の専門学校時代。


私の住むところは田舎なので、小学校、中学校とではそれほど変わらない同級生の顔ぶれでした。
もちろん、流石に、中学校から高校だと一気に知っている顔ぶれは減るのだけれども、当たり前ですが…同級生は同じ年齢。


ですが、専門学校へ行ったらあらビックリ!!


自分よりも5歳上の人がいたり、20歳近く上の人もいました。
一度社会にでて再び学び直そうとした人たちが何人もいました。

その当時はそれほど深く考えていませんでしたが、今思えばチャレンジャーに囲まれていたのかもしれません。


一度乗った列車から降りて再度自分の人生を切り開こうとしていた人たちがいたんだなって思うと。


今このブログを書きつつ勇気づけられています。


そう。ちょうど、20歳近く上の人。
同級生なのですが、当時その方は38歳でかなり個性的な男性でした。


観光業につとめていたけれども、上司と喧嘩してやめてやった!的なことを言っていました。
そして、浜崎あゆみちゃんが大好きで、ジーンズにポロシャツをインして激安で買ったスニーカーを自慢していました。

まだまだ若い18歳ころだったので、変なおじさんだな〜程度にしか思ってなかったです。

その年齢からの再出発の重さを微塵も感じなかった。


今思えばセクハラまがいの発言も多々あったんですが、同級生ですし、そこまで気にしていなく、逆に勝手にあだ名を『さんぱち』と名付けていたんですがね(笑)

あれから20年ほどたち、今自分がその同級生と同じ年になったことをふと思うととても考え深いものがあります。


いろんな事情のある人たちが集まった1クラス。
コンパクトな生徒数だったのもあり、ようやくいじめという環境から開放されました!
普通に楽しかった学生時代♪


かわいいお友達もできたし、恋愛相談に乗ってくれる2歳年上の美人なお友達も♪

家から高校よりも更に遠くのところに専門学校があったので、必然的に行動範囲も広がって新しいものに触れる機会も増えて、運転免許も取得したりと、順風満帆にいけると思いきや…そうかんたんに行かないのが私の人生の面白い所!


高校時代からお付き合いしていた彼氏のこと。
メンタルボロボロベースなので、当然付き合う彼氏も問題ありでした。

そして、何よりも…

就職活動での挫折・・・。


成績優秀!とは言えないけれど、なんと、皆勤賞で卒業。えっへん。(笑)

人口密度の高い都会っ子ではないので、就職活動に苦戦するという印象はなかったんですが、1社おち、2社目もおち…。

周りがどんどん決まっていく中で一人ぽつーん。


焦り再び。
自分の頭で考えて、自立して行動するということがそもそも備わっていない私でしたので、就職活動もてんやわんやでした。
自分を売り込むとか、自分のPRポイントなんてみあたらないっ。
どこでもいいから拾ってくれたらいいという思い出、手当たりしだいに申し込んだ気がします。


ようやく受けた3社目の面接で、親の職業のことを聞かれ「あっ。落ちたな〜」と内心思っていました。
ちょっぴり特殊な仕事をしているのですが、そのことをうまく説明できなかったんです。

しかも、説明できないとマイナス点になるっていうことに気づいてなかったです。
というか、小さい頃から親の職業と接しているので特殊な仕事という感覚はないのですが、他人から改めて話題を振られると「はっ!」と気づくという感じです。


今よりもずっと自分に自信も自身もない私。
学校の求人で応募できるものはかたっぱしから応募していたし、今受けている面接の他に応募する先もなかったのもあって「どうしよう…」そんな思いだけでいっぱいいっぱいでした。


家から追い出されるかもしれないという恐怖心。
今思えば、自分で行動しようとすればなんとかなるんですよね。でも、人の置かれる環境による影響力はとても大きなものでした。

こんなヘタレな私みたいな人はそうそういないと思いますが、私は時間がかかちゃいましたが、再出発なり再成長なりすることが出来る時代です。

それは、色々な情報に触れることができるから。
就職しなくっても、進学しなくっても道はたくさんあります。
そして、進学就職とうまくいってもその先に何が待ち伏せているかがわからないのが現代。
その時に、自分というものを見つめる力。

そして、それらを乗り越えれる力。

できるなら、リアルじゃなくてもいいので自分という個を受け入れてくれる環境を作ること。

それらがあるだけで、人生かなり違いますっ!!


私の大好きな言葉に

どうして自分を責めるんですか?
他人がちゃんと必要なときに責めてくれるんだから、
いいじゃないですか。

これは、生物物理学者 ノーベル物理学賞受賞した

かの有名なアルベルト・アインシュタインが残した言葉です。

現代では必要でない時もすぐ他人を責める、責めやすい環境です。

いいんですよ。間違えたって。挫折したって。

今日から、今から再出発。
ゲームのようにリセットはできないけれど、人生という新しいノートをめくって次の自分の人生という物語を綴れば。


最後までお付き合いありがとうございます。






知的柔軟性を高めるための活動につかいます♪具体的にはヨガや読書に♪