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亜鉛サプリと胃もたれ

亜鉛とは

ミネラルの一種である、亜鉛。

日本人は、どうやら不足気味らしい。

普段食べているものを調べてみると、確かに僕は亜鉛が不足している、と感じた。


亜鉛には、味覚や嗅覚を正常に保ったり、骨を丈夫にしたり、脱毛を防いだり、成長を促したりといった効果がある。全身に影響を与える大切なミネラルということだ。

そして何より、肌の弱い僕にとって最も重要な、

「皮膚を守る」

という効果があるのだ。

亜鉛が不足すると、皮膚の乾燥を招いてしまうらしい。

そして、僕は慢性的に乾燥肌である。


亜鉛サプリの購入

という訳で、僕は「亜鉛+マルチビタミン」のサプリを摂取することにした。

1日1粒、というサプリだった。その1粒に含まれる亜鉛の量は、14mg。


調べてみると、この含有量はやや多いことが判明した。

亜鉛の1日の摂取目安は、だいたい8〜10mgで、さらに40mgという上限値が設けられている。

過剰摂取は厳禁、ということだ。


そこで僕は、1粒を半分に切り、朝と夜に分けて摂取することにした。一気に摂取するより、分けたほうが身体にとっては良いだろうと考えたからだ。

結果的に、このやり方は正しかった。

しかし、小さなサプリメント1粒を半分に切るという作業は、意外と面倒だった。

次第に横着した僕は、半分には切らず、夜に1粒飲むようになった。

亜鉛サプリを購入してから、2週間後くらいのことだった。


突然の胃もたれと吐き気

夜、食後に亜鉛サプリを飲むようになった。一度に14mgの亜鉛の摂取だ。

これをはじめた2日目あたりから、早くも胃が悲鳴を上げ始めた。

明らかに様子が変だった。亜鉛サプリを飲んだ1時間半後くらいから、急に胃が重たくなり、強い吐き気を催した。そういった症状が数時間にわたって続いた。


ただ僕は、亜鉛サプリを飲み始めてから2週間ほどが経っていることから、亜鉛サプリが原因だとは考えもしなかった。

夕食の魚にあたったのか、単純に疲れが溜まっていたのか、あるいは食べ過ぎたのか、と楽観的に捉えていた。


そんな症状が、毎日続いた。本当にしんどかった。夜まともに眠れない日も多々あった。

まさかと思い、亜鉛についてインターネットで調べてみると、全く同じ症状を経験したらしい人が書いたブログを発見した。

「亜鉛サプリ摂取後、1時間半くらいが経過したとき突然吐き気に襲われ、それが数時間続いたのち、ふっと消えた」


どうやら、一度の摂取量が多いと、人によっては副作用のような症状に見舞われるとのことだった。

僕にとっては、一気に14mgの亜鉛を摂取するのはダメだったようだ。


教訓

亜鉛サプリは、僕にとっては一度の摂取量を調整する必要があるものだと判明した。

どんなサプリメントにも共通することだが、摂取量や摂取タイミングを正しく把握しないといけないのだと痛感した。


自分の身体を大事にしながら、一つひとつ学んでいこう。

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