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現時点での健康の最適解(2023年ver.)

僕は、生まれつき身体が弱いのだろうと思う。
今でも、逆流性食道炎、便秘、肌荒れ、慢性的な吐き気や倦怠感、眼精疲労といったものに悩むことがある。
変なものを食べればすぐ胃腸や肌に出るし、睡眠不足が続けばすぐ吐き気や眩暈に襲われる。
同年代の人たちを見ても、おそらく僕は身体が弱い。

しかし、幸いなことに、大病を患ったことはない。
矛盾するようだが、僕を産んで育ててくれた両親には、本当に感謝している。


そんな中、20代前半のこと。僕は体調を大きく崩した。
食事も睡眠もまともにできず、何かを食べれば吐いてしまう状態に陥った。
苦しくて苦しくて、全く先が見えなかった。大袈裟に言えば、死を意識した。自分の身体がバラバラと崩壊していくのではないか、と感じた。こんなに辛いことはもう一生訪れないのではないかと思うほど、人生で最も困難な経験だった。

このことを契機にして、健康について真剣に考えるようになった。さまざまな試行錯誤、もはや"人体実験"といえるようなことを繰り返した。自分には何が足りないのか、何が必要なのか、これからどうすれば良いのか。

その中で僕が学んだ、健康における3大柱「食事」「運動」「睡眠」に関して、現時点での、僕にとっての最適解を記していこうと思う。あくまで僕にとって、である。参考になるかは分からない。本記事は僕の健康法であり、読んだあなたの健康法には全く当てはまらないかもしれない。鼻につく文言があったとしても悪意はなく、誰の健康法も否定する気はない。冒頭でこんなことを書くと、読む気を削がれるかもしれないが、その点はご承知おきを。
また同時に、「"今の"僕にとって」であることも追記しておきたい。昔の記事やツイートを読み返すと、今では考えられないことをやっていたりする。それはおそらく、未来の自分が今を振り返ったときも同様だろう。常にアップデートされていくわけである。

では、本編に入ろう。

食事

基本路線:和食
NG:標語的な言葉や極端な倫理観が先行し、健康をベースに考えていないもの。たとえば糖質制限やフルーツのみなど。

  • 腹6分目〜7分目に抑える。食後すぐ走れるくらいの感覚。満腹で動けない、なんて自然界ではありえない。

  • よく噛む。消化吸収を助け、満足感も得られる。

  • 水分をこまめに摂る。朝と寝る前は白湯。日中は緑茶(煎茶やほうじ茶など)

  • 「まごわやさしい」を意識する。

    • 豆(主に納豆)

    • ごま

    • 海藻類(ご飯を炊くときにぶち込む)

    • 大量の野菜(有機野菜でなくてもOK。食べないことが一番の問題)

    • 魚(サバやいわしで良質な脂質を摂る。小魚もOK)

    • キノコ類(冷凍しておいて、ご飯を炊くときにぶち込む)

    • 芋類(さつまいも、長芋、じゃがいもなど。美味すぎる。大好きである)

  • 小麦を除去する。残留農薬、ポストハーベスト、リーキーガット、大抵添加物もセット、などのため。しかし醤油のみ許容する。発酵の過程でグルテンが分解されているため。ただし原材料は「国産小麦、遺伝子組み換えでない大豆、塩」のみに限る。

  • 乳製品を除去する。ヨーグルトもNG。肌が乾燥してしまう。古代に、蘇というものはあったらしいが、基本的に乳製品は日本に存在していなかったものである。消化能力を持つのは北欧の人だけという説もある。

  • フルーツはたまに食べる。りんごやキウイフルーツ、柑橘類など。冷凍のものは、製造過程で洗剤漬けにされている可能性があるため、避ける。自然なままのフルーツを食べる。

  • PFC

    • 炭水化物源は、白米、芋類、根菜類。

    • タンパク質源は、鶏肉、魚、卵、納豆。

    • 脂質源は、タンパク質源と同じ。

  • 安い肉や、安い卵は避ける。抗生物質やホルモン剤、遺伝子組み換え飼料、劣悪な飼育環境のものは厳禁。なお豚肉をたまに食べることは許容。豊富なビタミンB1は捨てがたい。

  • 調理法は、生もしくは茹でる。論外なのは、揚げ。久しく食べていない。焼き料理は数ヶ月に一回くらいに控える。肉類は茹でてアクや脂を落とす。茹で調理なら料理油など不要であり、一石二鳥。

  • 調味料

    • 天日塩(ぬちまーす)

    • 酢(有機米酢 or 有機黒酢、たまにリンゴ酢)

    • 醤油(上述した通り、原材料が「国産小麦、遺伝子組み換えでない大豆、塩」のみの醤油に限る)

    • 味噌(赤や白。原材料が「米、遺伝子組み換えでない大豆、塩」のみの味噌に限る。有機米や有機大豆、天日塩のものもたまに買う)

    • 胡椒(外国産だが、味変のため)

  • 自家製の漬物を食べる。塩、酢、醤油、味噌をうまく使って作る。調味料は胡椒以外それらしかないため。梅干しは市販品を食べているが、梅と塩のみで作られたものに限る。

  • 肌の入れ替わりは28日、血液は120日かかると言われる。つまり、根本的な体質改善には、それだけの日数が必要になるということである。骨は5年とも10年とも言われる。なお、その数値には個人差があるし、おそらく20歳時点での話だろう。歳をとっていれば、その分時間がかかる。だが、確実に身体は変えることができる。根気強く、継続していきたい。

  • 食生活を変えるのなら、一気に変えるのではなく、徐々に変えていき、変化を見る。

  • 何でもほどほど(中庸)にする。無害な水でさえ飲み過ぎれば死ぬ。

  • やめたもの

    • スーパーのお惣菜、菓子パン、ジャンクフードといった論外系のものは、ここに書くまでもない。

    • ナッツ類(胸焼けが起きる。カビ毒、ポストハーベストのせいか)

    • アボカド(胸焼けが起きる。日本で育たないのに日本人に合うとは思えない)

    • オリーブオイル、アマニ油、えごま油など(あくまでも抽出されている加工品。料理用としても一切使わない)

    • オートミール、玄米(何日か後に太ももやふくらはぎにニキビができたり痒くなったりする。残留農薬がヤバい。もし食べるなら、有機栽培であることは必須。ただ値段は高いし消化も悪いし、除去することを決断。これらの未精製穀物は、健康オタク界隈の思わぬ落とし穴ではないかと感じている。ちなみに大麦も合わないため、押麦やもち麦も除去した)

    • サプリメント(リアルフードに勝るものはない。以前はマルチビタミンや亜鉛、ヘム鉄、乳酸菌などを飲んでいた過去あり。人類史上初めて発見されたビタミンでさえ、20世紀に入ってからであり、たかだか100年しか経っていない。食品に含まれる未知の物質の多さはここに書くまでもない。すべての食品が、長い時間をかけて自然界で練り上げられた完成品なのである)

    • プロテイン(リアルフードに勝るものはない。以前は飲んでいた過去あり。上述したサプリの話と似ているが、不自然なものだと思う。野生の猛獣は白い粉状のプロテインなど飲まない。原始人もまた然り。食べ物は咀嚼するのが大前提であり、飲んでタンパク質補給というのは都合が良すぎる。加工して抽出というのは違和感を覚える。ちなみに以前はWPC、WPI、ソイの3種を試した。人工甘味料入りのものから、ほぼ無添加で非常に溶けにくく泡立ってしまうものまで試した。いずれも胸焼けや吐き気、便秘を引き起こした)

    • 注:上記の胸焼けや吐き気というのは、必ずしも摂取後すぐにというわけではなく、中長期的に生じることが多かった。

運動

前提:無理のない範囲で、楽しく取り組む。身体を壊したり、挫折してやめてしまったりでは本末転倒である。
あくまでも楽しく行う(大事)。

  • 散歩だけでなく、ランニングも行う。

  • 座りすぎないようにする。

  • スクワットで足腰を鍛える。

  • プランクで体幹と腹筋を鍛える。

  • プッシュアップバーを使って、腕立て伏せを行う。

  • ダンベルを使って、前腕、上腕、肩を鍛える。

  • ジャンプとか、後ろ歩きとか、スワイショウとか、そのあたりは自律神経が整うような気がして身体に良い刺激になっていると思う(適当)。

睡眠

  • 寝る直前にスマホ・パソコンは使わない。

  • 寝る前は、読書をするか、音楽を聴く。

  • 朝起きたときや寝る前は、深呼吸をしてリラックスする。全身に酸素を行き渡らせる感覚。

  • 日中は太陽の光を浴びる。

  • くよくよしない。問題の9割は起こらない(らしい)。黙って諦めて寝れば何とかなると考える。何とかならなかったとしても、人生は長いから大丈夫。山あり谷ありの方が、人生の景色は綺麗である。

  • 平日も休日も、同じ時間に起きる。

  • 休日にはたまに昼寝をする。贅沢な気分になれる。そして昼寝は案外良いらしい。長くても30分ほどにする。

  • 日記やGoogleカレンダーに、1日の出来事を感想とともに書き記す。辛いことがあっても書いたあとは忘れる。手書きだとそういった効果も期待できるそうだ。あとたまに過去を振り返ると面白い。思わぬ発見がある。

おわり。

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