ベスト体重の個人差

ガリガリで胃腸が弱いという悩み

僕は、20代前半の男だ。

痩せ型で、BMIは16くらい。

生まれつき、胃腸が弱い。胃もたれや吐き気、便秘はしょっちゅうだ。

食べることは大好きだけど、身体に合わないものを飲んだり食べたりすると、すぐに体調を崩す。あとは食べすぎたときも、同じように苦しむ。

さらに肌荒れも悪化する。寝ているときに、かゆみで目が覚める頻度が増す。


僕はいわゆる、ガリガリ体型というやつだ。

「食べても太れない」と言うと、自慢のように思われてしまうのだが、僕としては大きな悩みのタネだ。

なにしろ不健康に見えるし、男なのに頼りない、という印象を持たれてしまう。

ボトムスはいつもブカブカで、ユニクロのスリムパンツとかでさえ、太ももの部分には隙間ができてパカパカしている(語彙力)


体重を増やすということ

「体重を増やそう」

僕が、今までに何度も考えてきたことだ。

そして、考えた数と同じ数だけ、失敗してきた。

具体的には、以下のようなことを試した。

・食事回数を増やす(1日4〜5食)

・炭水化物の摂取量を増やす(ご飯のおかわり、菓子パンの活用、麺類の爆食い)

・消化を助けるサプリメントを飲む

・高カロリーのジュースを飲む

・ジャンクフードもフル活用

・ダンベル、プッシュアップバーを買って、たまに筋トレ


入れ替わり立ち替わり、太れると言われていることを行った。

その結果。

お腹だけがやけにポッコリと膨らみ、慢性的な体調不良になってしまった。

脂肪がつく兆しは見えず、単にトイレ(大)に行く回数が増えただけだった(いきなり汚い話で、すみません)。

常に身体がダルく、頭が重かった。嘔吐することもあった。


「生まれつき、太れないのかもしれない」

僕は、自分自身のことが嫌になっていた。


ベスト体重

BMIという指標によると、22前後が適正体重とされる。

ただ、どんなことにも個人差はあるはずだと思う。

全員に当てはまる統一的な指標って、本当に存在しうるのだろうか?とも思う。


イチロー選手は、野球選手としては細身の身体だが、あれだけ偉大な記録を残した。彼は少し体重が増えると、可動域が狭まったり、体調に変化が起きたりするらしい。自分のベスト体重を正しく理解していたのだろう。


僕の場合は、痩せ型であることがベストなのかもしれない。

たとえ不健康に見えても、増量を試みたときよりは、ガリガリのときのほうが身体の調子は良いわけだから。


「お腹が空いたら食べる」

これを繰り返したときに、自然と落ち着いた体重が、その人にとってのベスト体重に違いない。仮に、痩せすぎや太りすぎというレッテルを貼られたとしても。

無理はしない。必要なときに、必要な分だけ。

健康第一!(笑)

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