見出し画像

お酒をなんとかしたい

体調がよくない。むくむ、体重が2キロ近く増加する。テニスをすると大汗を書く。体重が2キロ近く減る。

どういうこと?

このところあまり尿が出ない。腎臓病?

検診でいつも問題があるのは肝臓。肝臓が悪くてもむくむらしい。1週間ビールや酎ハイやウイスキーソーダでとった水分を溜め込んで汗で排出してる感じ。

お酒のことをなんとかしたい。ひどく身体を壊す前に。

思えば依存体質だった。

お酒に関心を持ったのは10代の頃。父親から貰った洋酒の瓶を並べていた。いい香りがすると思っていた。

高校2年の時に北海道の旅館でアルバイトをした。その時には、お客さんを送り出して掃除をした後、酒好きのおじさんとウイスキーを飲んでいた。初めからかなり強い酒を飲んでいた。

お酒での失敗はそれほどなかった。というのは自分についているウソ。

娘がまだ赤ちゃんだった頃、帰省していた妻と娘を羽田まで迎えに行く日、自宅から100メートルくらいのところで追突事故を起こしてしまう。相手の車は軽い傷であったが、こちらの車はボンネットが折れ曲がり浮き上がっている。事故処理で来た警察官には「携帯が鳴って気を取られて」なんてウソをついた。ボーッとしていてぶつけたのだ。実は出かける前にワインを2杯くらい飲んでいた。「それほど酔っていないから」と車で出かけた。

この話はそれだけでない。その車で羽田空港に行った。一時間以上の道のりだ。途中スピードの出る道路でなんとボンネットが風で開いた。当然前は全く見えない。さらに、最悪なのは後ろから来た大型トラックがその状態の私の車を後ろからクラクションを鳴らして煽った。なんとか追突されないよう減速して路肩に止めた。恐ろしい目にあったが2回目の事故は起こさずに済んだ。

この話はこれだけではない。今思うに恐ろしい私の行動である。そのボンネットの折れ曲がった車で羽田まで妻と子供を迎えに行き、首都高に乗って帰ってきたのである。

恐ろしいのは私の心だ。







この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?