これが生活なのかしらん

「ここで唐揚げ弁当を食べないでください」

渋谷の本屋で偶然出会い、立ち読みしたら
読むの止められなくなって
慌てて購入を決め、連れ帰って以来
惚れまくっている小原晚さんの

最新刊『これが生活なのかしらん』
読み終えました

私の毎日のありふれた出来事は
他の人が見るともしかして
刺激的なのかも知れないと
小原さんの日常を通して
ふんわり優しく知らせてくれる

出会いがあって、別れもちゃんと訪れて
りんごちゃんとめろんちゃんと
3人で過ごす日々がなんとなくすき
歯磨き粉の斎藤
手巻き寿司を作ること
屋上の冒険

読むの中断したくなくて
トマトパスタ食べながら読んで
案の定散ってしまった106ページ
せっかくのサイン本を
オリジナル本にしてしまったけど
小原さんらしい気もして、ちょっと気に入ってる

衝撃的な出来事も
グラシン紙に包んでるかのように
はっきり見えるようで見えない
ちょうどよさがあって

“みんな違うのが当たり前”

すっと入って、ぎゅっと掴まれて
もっと読みたい、て目が離せない
そんなエッセイでした