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しっかり歯磨き、アルツハイマー病予防

歯医者に通うことに新たな価値を見出せそうだ。ニューズウィークによると、米ルイビル大学の研究チームが、歯周病の病原菌がアルツハイマー病に関係している可能性があるとした研究結果を発表したという。裏付けが取れれば、歯周病の予防はアルツハイマー病の発症を抑えることにつながることになる。そんなわけで気分を新たに頑張って通院。そして、今日もしっかり歯磨きしよう。

前向きに予防歯科

先日、歯の詰め物が取れ、十数年ぶりに歯医者に行って以来、治療が完了しているにもかかわらず、虫歯や歯周病の予防のため、定期的に通院している。その都度、費用もかかり、煩わしいと思っていたが、これでもう少し前向きに取り組むことができそうだ。

研究チームのヤン・ポテンパ博士は、歯周病の病原菌とアルツハイマー病の因果関係について「裏付ける証拠は十分でなく、今後、さらなる研究が必要だ」としている。ぬか喜びになる恐れもあるということだ。できる限り早く、裏付けを見つけ出してもらいたい。

アルツハイマー病は認知症の一つ。闘病中の著名人では、声優の大山のぶ代さんが思い浮かぶ。独特の声で「ぼく、ドラえもん」という姿は、忘れようにも忘れられないが、現時点で、大山さんはドラえもんのことも忘れているらしく、いささか寂しい。

歯磨きはとても大切なのだ。

そう言えば、かつてザ・ドリフターズのテレビ番組『8時だョ!全員集合』のエンディングで、加藤茶が「歯を磨けよ!」と呼びかけていたっけ。今更ながら、その言葉の重さを噛み締めている。そんな加藤茶も一時、認知症を疑われたことがある。歯磨きを怠ったのかもしれない。

(写真〈上から2枚目、3枚目〉:米研究チームが歯周病の病原菌とアルツハイマー病の関係を研究=ニューズウィーク日本版、往年の名バラエティ番組『8時だョ!全員集合』=スポニチ)

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