見出し画像

勝手に年が明けるので困っています

20代までは「A型に見えるB型」を貫いてきた、いわゆるB型っぽいと言われる性格の自分をひた隠しにして、「しっかりしているよね」のブランディングを崩さずやってきたのですが、30代になってから自分のポンコツぶりを深く自覚し、最近は「もういいじゃん、隠さなくても」って思うようになりました。

その隠さなくても…の一つがすごくマイペースな気分屋だということ。

たとえば、みんながテンション高い時に協調性を持って一緒に楽しめなかったり、どんなに早めに終わらせようと思っても気分が乗らないと全く手がつけられなかったり、お腹がすくととても悲しくなってしまったり。

その流れで、実はいつも思っていたことを改めて書くのですが、季節の流れが私のペースに合わないなぁってよく思います。

何言ってるんだと思われてそうなんですけど、この気持ち、わかってくれる人いないかな。

特に年末。

勝手に年が明けるのって、これもうどうにかならないかなって思います。

年が明けるっていうのはすなわち、年末だから大掃除しようとか、今年のランキングつくろうとか、そういうことに始まり、いろんな人に挨拶するタイミングになったり、目標や抱負を言おうとか、そうした一連の流れが生じるということです。

何事にも区切りが必要なのはわかります。ただそれが暦の上で決まることがどうにも腑に落ちなくておめでたいと思えなくて。

年明けに自分の仕事で大きい案件を抱えている時なんかは、このイベントが終わるまで区切りなんてつくわけないと思っていたし、今回は台湾旅行にいってしまったために、「年末年始」というか「台湾旅行」っていう感覚で、「あけましておめでとう」「今年の目標は?」って言われるたびに、「私はまだ年が明けた心持ちになれていないなぁ」と思っていました。

曇ってて日の出見れてないよ、みたいなもやっと感があるような。(ちなみにトップの写真は曇ってサンセットを心の目で見るしかなかった台湾の淡水の夕暮れ。ちょうどそんな感じ。)

そんなことぐだぐだ言ってないで季節の移り変わりに身を任せ、流れるときに心を従わせればいいのに。あるいは暦の動きはわかっているのだから、向かってくる変化に対して自ら先んじて動いて、調整していければいいのに。周りが当たり前にやっていることがうまくできなくて、本当に面倒くさい性格です。

しかも、です。

仕事でイベントを抱えているときは、これが終わったら私の新年!と思ってそこで勝手に年が明けたことにして、挨拶したりしていたのですが、今年は旅行だったのでいまいち区切りがつけられずにいます。

困っています。

どうしたら私の気持ちは新年を迎えられるんだろう。

そこで、新年を迎えるまでにやるべきことをひたすら書き出してみました。
大掃除、本のレビューライティング、インタビュー記事の作成…。
そうしたら、2023年に終わらせようと思っていたことがいくつか終わっていないことに気付きました。

2024年になったという気になれず、淡い焦燥感が残っているのはこれのせいなのかもしれません。

今もそんな状況に蓋をしてこんなにどうでもいいことをつらつらと綴って逃避しています。

気持ちの切り替えって、もちろん時が解決することもたくさんあるけれども、小さな行動の積み重ねによるところも大きいと思います。

区切りをつけたい。負の連鎖を断ち切りたい。もう少しちゃんとしたい2024年。

その気持ちだけは強く持っています。

そのために、まずはちゃんと私の気持ちのうえでも年が明けるように、いろいろなことと向き合って行動していかなければ。そこから運は開ける、きっと。などと思ったりする今日この頃です。

なんのキリも縁起も良くないけれど、こちらを新年のご挨拶とさせていただき、みなさまもよい新年をお迎えしていることをお祈り申し上げて締めたいと思います。

この記事が参加している募集

今こんな気分

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?