最近の記事

嘘のにおい

『あ、ここには嘘があるな』 と人は、どこから思うのでしょうか。 話している相手からも、書かれていることからも、嘘が入り混じっていることって、なんとなく伝わってきてしまう気がしませんか? それって、何から感じるのでしょう。 例えば、 こちらからの問いかけに対して、 相手からのお返事に妙な『間』があったり。 表情がゆがんだり、逆に無表情だったり。 相手が「…と言うか」とか 「○○とまでは言えないけど…△△かな」 とか言い換えてきたり。 あまりにも完璧なことが書かれているも

    • 「声の大きい人に、ささやかなストーリーをかき消される」ということ。

      自分の真意を主張する余地を見つけられないままコトが進んでしまうことがある。 ちょっとしたことだが、例えばこんなことだ。 お世話になっている人が、たまたま私の職場にいらっしゃったことがあった。 その人は、私の上司を慕っているので、上司に会いに来るのが一番の目的だったと思う。 ただ、私も、以前からお世話になっていたので、お礼をする良い機会だと思い、その人に何か買ってお渡ししたいと考えた。 それで、その人が来ることが分かった日に「確か○○が好きでしたよね〜?買ってこようかな」と

      • 「なつかなくてごめんなさい」は最大の攻撃

        私がチームリーダーになって間もない頃、 チームにいたメンバーにこう言われたことがある。 「なつかなくてごめんなさい」 その時、何を言われたのか、意味がよく分からなかったけれど、なぜか蔑まれた気がして、「なつくなんていいよ〜仕事してくれたら」みたいな、今思えば情けないことを、苦しまぎれにゴニョゴニョ答えた覚えがある。 その人からすれば、私は 『なつくに値する人ではない』 と思われていたということなのだろう。 正直、ご本人にとっての前のリーダーと比べて、私には及ばないとこ

        • 神様のブレーキ

          シビアな今の世の中だけど、個人的にはこんな体験になっているということを書いてみる。 生と死がこんなにも近い日常で、最前線で闘っている方々には感謝と敬意を表したいことは言うまでもない。 一方で、私個人の生活では、外界とのつき合いの部分で、自粛期間にけっこう救われていることがある。 ちょっとしたことから書くと、例えば、駅や電車の中が静かでホッとする。 突発性難聴になったこともあって、静けさを求めてしまうことが多くなっているのだけれど、以前は、世の中こんなにみんなお喋りなんだ

        嘘のにおい

          「書く」ことはじめ

          「書く」ことをしてみよう。 誰かが思っていること、しかも『ひそかに』思っていることをコトバにしてくれているのを読んで、そうだそうだ!と共感して、元気が出たり勇気をもらったりしてきた。 自分の『ひそか』も、書きとめていくことで…しかもピッタリしたコトバを見つけていくことで、自分の元気に変えていけるんじゃないか?という思いが、幾度も心に浮かんでいる。 You Tubeで時々観ているオラクルカードリーディングでも、Writingというカードが何度か出てきたりして、なんだか不思議

          「書く」ことはじめ