最新の医療により髪の毛が生えた話
やはり髪の毛はあった方がいい
突然ですがみなさんに質問です。髪の毛は生えていた方がいいと思いますか?
私は断然あった方がいい派です。印象を左右しますし何より薄毛のおじさんを不快に感じる人は多いはずです。
というわけで薄毛の方はなんらかの手段で髪の毛を増やす取り組みをした方が良いことがわかります。今回は私が実際に施術を受け、毛が生えた治療についてレビューをしていきます。
ビフォアフ
大きく変化があったのはM字部分です。ここに毛が生えることで風が吹いたときにおでこが広く見えたり、前髪がバラけることがなくなりました。
植毛手術
正直、無から有を生み出すのは難しいです。元々毛根がないか、そもそも弱々しいところに薬を使っても延命治療にしかならないのは想像に難くないと思います。
私は元来おでこが広く、朝のセットがうまく決まらないことからおでこに髪の毛を生やしたいというモチベーションでこの治療を受けました。
私が受けた植毛は元々ある毛母細胞を別の場所に移植するというものです。正直なところ、現代医療では植毛以外で薄毛の根本治療になるものはありません。フィナステリドやミノキシジルは対処療法に過ぎないため、元から禿げている箇所には効果がありません。もちろん、若い頃にあった毛には多少有効ですが、副作用やそのメンテナンス、なにより定期的なコストがかかることが大きなデメリットです。
毛母細胞の移植について何が行われるかというと、後頭部から毛の生える皮膚を針で取得して毛を生やしたい部位に注射していくのです。
切ったり縫ったりはないため身体への負担も低いです。もちろん、細胞をとってきた後頭部からは毛が生えなくなりますが、後頭部はなんと毛の密度が高いため、少し取ってきたぐらいでは何も変化がありません。むしろシャンプーがしやすいまであります。
術後経過
術後経過を載せます。血が出ているところは不快に思う方が多そうなのでモザイク加工しています。画像転載はご遠慮ください。
手術後
3日後
細胞の移植元は術前に刈り上げられます。本来ここにウィッグをつけるのですが、面倒なので外して生活してました。
1週間後
2週間後
1ヶ月後
2ヶ月後
3ヶ月後
ショックロスにならなかった細い毛根がぐい〜っと伸びてきます。
植毛をカミングアウトして美容師さんにびっくりされました。
このぐらいの時期から、髪型次第でおしゃれに振る舞えました。
4ヶ月後
ここまでくると、前髪の赤ちゃんみたいな髪の毛が出てきます。この時点で明らかになりましたが、私は髪の毛が伸びるのが早いほうらしいです。ショックロスによる脱毛部分も根本からしっかり生えてきます。
5ヶ月後
もう前髪として1人前の働きができるところまで伸びました。写真ではわかりづらいですが、1つの毛根から1本ではなく、2本目が生えるような状態になってきました。
9ヶ月後
もうすっかり1人前の髪の毛だと思っていたら植毛分がチリチリの毛になってくる。これは後で元通りになりました。
10ヶ月後
長さも申し分ないですね、前髪だけ伸びるのが少し早いです。
ちなみに、術後の後頭部は刈り上げるためコボちゃんのようになりますが、ここにちょうど良いウィッグを被せてもらえるため、生え揃うまでの見た目の変化はありません。とはいえ、自分は寝る時のウィッグが不快だったため、2週間で外してニット帽を深めにかぶってました。(これもクリニックでもらえます)
費用
全ての総費用はおよそ135万円
植えたグラフト(細胞)は1500株でした。
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