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【これからコーヒーを始めようと思っている方へ】お金をかけた方がいい/かけなくていいコーヒーグッズ

この記事は自宅でコーヒーを淹れる目的を「様々なコーヒーを自宅でハンドドリップ(ポアオーバー)で淹れ、味や香りの違いを楽しむ」ということに固定し、そのためにお金をかける優先順位を伝えることを目的としています。

コーヒーを始める時、まずは何からそろえれば、何から始めればって迷いますよね。
さらに、それぞれのおすすめを紹介しているコンテンツはたくさんあっても、「何が大事なのか」っていうことは一つのコンテンツを見てもわからないですよね。

気になったものをひと通り調べていく作業も楽しいといえば楽しいんですけど、後になって「これそんなに要らなかったな」と思うのは避けたいですよね。

うちのセットの一部です

また、中には時間をかけずに優先順位を決めたいという方も中にはおられるかと思います。
この記事は、そんな失敗したくない人、もしくはせっかちな方々に向けたものです。

ポイントだけ端的にさらっていきますので、気軽にお目通しください。
異論は大いに歓迎します。
※ちなみにリンクはアフィリエイトとかではないです。あくまで例として挙げることが目的です。


お金をかけた方がいいもの

観点は二つです。
投資対効果が高いものと、最低限の基準を満たすためにある程度の金額が必要なもの。

コーヒーミル/コーヒーグラインダー

ミル、グラインダーは、コーヒー豆を粉砕する器具です。
日本ではミルと呼ばれることが多い気がしますが、英語にするとGrinderという表記しか見ないので、グラインダーと呼ぶ方が通じやすくなるでしょう。
コーヒーを始める時に最初に買うべき、そして投資すべきものはこのグラインダーです。

↓よくイメージされるやつ。おすすめはしない。

理由は一つ、自宅での抽出において、グラインダーの質が最もコーヒーのクオリティへの影響が大きいからです。

着目するポイントは、豆を粉砕する刃の部分です。
安価なものから金属のプロペラカッター、セラミック、鋳鉄、ステンレス、etc…と移り変わっていきます。
ファーストステップとしても、最低限ステンレス製の刃のものを選びたいです。
ブランドならタイムモア、KINGrinderなどが無難だと思います。

ちなみに上限は数十万円まであります。

予算の目安は6,000円~です。

コーヒー豆

言わずもがな、多様なコーヒーを味わうためには、それなりに豆にもお金をかけないといけません。
大手カフェチェーンの豆を買ってもいいですが、コーヒーの多様さを味わうためには、ロースターカフェの豆を買ってみるのがおすすめです。
どこのロースターがいいとかは自分で見つけるのが楽しいですよ!
ご参考までにですが、私がよく使うロースターさんのリンクだけ貼っておきます。

100gあたり800円~であれば、めちゃくちゃ美味しいコーヒーを買えると思います。

スケール

地味に大事なスケール。キッチンスケールとキッチンタイマーで機能を満たすことは可能ですが、すぐに不自由を感じることになると思うので、先行投資がお勧めです。

ポイントは反応の速さです。
安いキッチンスケールだと1秒くらいラグがあることがほとんどで、これがなかなかストレスです。

安心できる性能の目安は8000円~です。
冒険好きなら怪しげな中華スケールに挑戦しても良いと思います。

かけなくてもいける

ドリッパー

ドリッパーも抽出に大きく作用しますが、お金はかけるべきではないです。
なぜなら、安価で世界標準の性能のものを手に入れることができるからです。
基本ドリッパーは千円以下で抑えても不足はないです。

コスパでいうなら一択レベルでV60です。

この価格は企業努力にほかなりません。
感謝しましょう。

ケトル

これも安めのものから始めて全く問題ありませんし、専用の電気ケトルがなくても困りません。
6,000円以内のドリップケトルと、普通に置いてあるような電気ケトルの組み合わせで十分です。

私の家の一軍がなぜか楽天にしかないのでこっそり教えますね。

もし温度を測って沸かしたくなったら、いつもの電気ケトルを温度調節できるものに変えてみるのもありです。


こんなやつ

もちろん専用のものがあるに越したことはないですが、コーヒーやお茶を淹れる以外の用途に使いづらい点は注意が必要です。

おわりに

ここまで読んでいただきありがとうございました。
いち愛好家としての意見ではありますので、あくまで参考程度に。

入り口として「適切な道具がなかったから楽しくなかった」という状態を作らないために書こうと思ったものです。
いろんなことを調べて自分なりの仮説をもって購入する分にはこの記事の内容に従う必要はないかと思いますので、思うがままに楽しんでください!
それが正解です!

エスプレッソを始めると、こんな世界もあります

少しでも国内のコーヒー市場が大きくなればいいなと思っていますので、ぜひ楽しいコーヒーライフを歩んでください。


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