見出し画像

「自分が鱈腹食べたい」から開業。バイオマスでスイーツを生み出す女社長の愛が熱い!

さて、問題です。
夏の暑い時期に私、高山奈々の購入量が最も多くなるモノといえば、なんでしょう。

はい。正解は、アイスです。

暑い日に食べたくなりますよね、アイス。社内メンバーの中には、夏の時期には1日3つまでアイスを食べていいというルールを持っている人もいるくらい夏の風物詩ですよね、アイス。

アイスといっても、その種類も様々ありますが、特に私は、ジェラートと呼ばれる部類の4大美学「すっきり感、爽やかさ、甘さ、もっちり感」(勝手に命名してます)がとっても好きです。

ということで、今回は私のおすすめ、#至福のスイーツ ジェラート編のお届け。(前回はグルテンフリーのお菓子をご紹介しました)

今日ご紹介するのは、北海道上士幌町にある「DREAM DOLCE」のジェラート。店内に入ると、ミルク、苺、チョコ、抹茶の定番フレイバーをはじめ、シーベリー、キュウイ、バルカーノなどなど、変わり種や季節限定のメニューが10種類以上並ぶショーケースが目に飛び込んでくる仕掛け。

キラキラ輝くジェラートに、高山はもう釘付けです。(行く度に、1種類もしくは2種類に抑えようと思うのに、結局3種類頼んでしまう。)

画像1

DREAM DOLCEは、元々酪農を営まれている会社(ドリームヒル)から立ち上がった部隊で、代表を務める女性社長が「私、ジェラートが大好きで、自分が思う存分食べたかったの」という、なんともチャーミングな理由から開業。

社長のチャーミングさだけでも惚れ込んでしまいますが、DREAM DOLCEの魅力はこれだけには留まりません。まず、酪農家なら必ず処理をしなくてはいけない、牛の糞尿を活かして自家発電を行なってます。そして発電の際にどうしても出てしまう余剰ガスを利用して、ビニールハウスでイチゴやブドウを育て、ジェラートを作っているんですよ。

え、凄すぎるし、情報量多すぎて、1回読んだだけではよくわからないですよね? ということで、以前、この牛の糞尿から自家発電を行なっているドリームヒルを取材したことがあるので、気になる方はこちらもぜひ。笑

ものすごく簡単にいうと、ジェラートに必要不可欠なミルクと果物を自分たちで育んでいる、DREAM DOLCE。環境に優しいだけでなく、「自分が思いっきりジェラートを食べたかった」という社長なので、味へのこだわりもこれまた凄いもので。

実は私、先日もDREAM DOLCEに訪れまして、その際社長にオススメされたのが、季節限定「パイナップル」のジェラートでした。が、私といったら「パイナップル」というイメージがあるほど、パイナップルに劇ハマりしている高山は、ちょっと困惑。

だって、いくら美味しいジェラートといえど、生のパイナップルを食べる美味さには叶わないでしょう? あの瑞々しさ、果汁の甘み、果肉の繊維感、それがパイナップルの良さですもん。

と思いつつ、ゴリ押しをもらったので、一口。「いや、美味い」「え、繊維感がある」「瑞々しい」「甘いけどスッキリで食べやすい」「え、繊維感がある」一気にいろんな言葉が頭を駆け巡りました。

とにかく、美味い。というか、繊維感がしっかりあってびっくり。さらに語っていいのなら、DREAM DOLCEのジェラートは、冒頭お伝えしたジェラートの4大美学「すっきり感、爽やかさ、甘さ、もっちり感」に「濃厚さ」が加わり、口の中で踊り出す。

話を聞いてみると、やはりこの繊維感にはこだわりがあったようで、機械に入れてしまうと繊維感が失われるだけでなく、繊維が機械に詰まってしまう原因にもなる。それならばと、一つ一つ全て手作業でパイナップルの繊維をほぐして入れているとのこと。もちろん、ミルクも毎朝搾りたてをつかう。

おったまげた。ジェラートへの愛が熱すぎる。

開業当初は、社長が毎朝一人でミルクを運び、小さいジェラートマシーンでコツコツとつくることからはじめたというDREAM DOLCE。今や北海道内外問わず、たくさんのファンを持つ、まさに #至福のジェラート 。

「まだまだつくってみたいジェラートはたくさんあるの。でも今はそれが実現できる機械がなくて。」と頭を抱える社長。まだまだあるのか。。!

パイナップルは現地のお店でしか食べられないお味ですが、ふるさと納税でもたくさんのジェラートが出てるので、ぜひご自身の口でこのこだわり、味わってみてくださいね。


この記事が参加している募集

至福のスイーツ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?