ビデオ通話を使ってバーチャルラーニング!世界の教育現場で今起きていること
日本でも9月から新学期が始まりました。長かった夏休みが終わり、子どもたちが学校に通うようになったご家庭も多いのではないでしょうか?
今回は、WherebyのAPIシステムを活用して提供されている、eラーニングのサービス「Showbie」についてご紹介します。
Showbieは、カナダに拠点を構えるリモートラーニング企業です。「ペーパーレスクラスルーム」を掲げて世界中に生徒と教師をもち、テクノロジーを活用した新しい教育の在り方を追求しています。
さまざまなソリューションを提供するなかで、COVID-19の流行を背景に注目したのが「ビデオ通話」でした。Wherebyのシステムを同社のWEBサイトに統合し、バーチャル学習のサポートを拡大しています。
ビデオ通話を使ったクラスディスカッション
昨今の教育現場は日に日に進化しています。
先生がアプリを使って生徒に宿題を与え、子どもたちはオンラインでディスカッションに参加します。適応能力の高い子どもは、デジタルツールにも慣れたもの。デジタルで宿題のフィードバックを受けることにも柔軟に対応しています。
昨年の時点で多くのクラスルームがペーパーレスになっていて、Showbieはリモートラーニング企業としてさまざまなサービスを提供していました。しかしバーチャルな代替がパンデミックにより加速した結果、クラスルームに集まることさえなくなってしまったのです。
Showbieは、まさにその状況への答えを提示しています。Wherebyのシステムを同社のWebサイトに組み込むことで、教師や学校がバーチャルラーニングを円滑に行なうための手段を拡大しているのです。
バーチャル学習で何が可能になるのか
Showbieは、リアルタイムのレッスンを提供し、ペーパーレスで教えることにより創造性を刺激するプラットフォームです。教師は、音声メッセージや1対1のビデオチャットを使って宿題を作成し採点することができます。
これにより、レベルの異なる生徒たちがいても、ひとりひとりに合わせたサポートができるようになります。COVID-19の影響で学校が閉鎖されたとき、ビデオ通話を活用して教師が生徒をサポートすることは、Showbieにとって必要なことでした。
Whereby APIの統合により、5年かかる開発をすぐ実現
COVID-19の流行により学校に通えない世界は突然やってきました。
世界中で何十万人もの教師や生徒がShowbieを使用しており、ビデオ通話システムの搭載は急務となっていました。しかし、理想的な形でシステムを開発するには、何年もかかる作業になる見込みでした。
ShowbieのCEO兼創設者であるColin Bramm氏は、「独自のネイティブビデオ会議プラットフォームをShowbieに構築するには、5年はかかったのではと思いますが、WherebyのAPIを使えば、何の障害もなくすぐに統合できました」とコメントしています。
さらに、Showbieはすでに多くのユーザーを抱えるサービスで、子どもが多く利用することもあり、セキュリティ面の保証には人一倍の注意を払っていました。WherebyはGDPRに準拠し、エンドツーエンドの暗号化とプライバシーポリシーにより、Showbieのユーザーに安全なビデオ通話を提供することができました。
保護者や教師は、子どもたちが安全に使用できるサービスであるかどうかを心配する必要はありませんでした。
これからのデジタルクラスルーム
はじめは重荷に感じてしまうこともあるテクノロジーの導入ですが、これからの時代は生徒たちの教育をサポートするための強力なツールです。
さまざまなデバイスを使用して学習することは、生徒たちがテクノロジー主導の未来に備えることにも繋がります。学習方法がオンラインに移行したとしても、生徒と1対1でコミュニケーションすることは重要です。
日本でもWherebyは教育現場でよく使われています。教師たちはデジタル空間上でもクラスルームの雰囲気を維持することができ、ひとりひとりへの細やかなサポートが実現できます。生徒たちもワンクリックでクラスメイトと交流することができるでしょう。
複数のルームを作れ、個人でも簡単にホストになれるWherebyなら、授業外のランチやおしゃべりの需要にも応えられます。みなさんもぜひWherebyを活用して、新しい教育の在り方を追求してみてください。
原文:Schools Move to Virtual Learning
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パソコンのブラウザ、スマホのアプリで使えます。アプリならどこからでも手軽に使用できるので、まだお持ちでない方はぜひダウンロードしてみてください。
iOS
https://apps.apple.com/jp/app/whereby-video-meetings/id878583078
Android
https://play.google.com/store/apps/details?id=appear.in.app&hl=ja
ユーザーの皆さまからの声を聞き、日々開発に取り組んでいますので、これからの機能改善にもご期待ください!
※Whereby APIに関するお問合せは、下記のメールアドレスに「英語にて」ご連絡をお願いいたします。
▼Wherebyに関するお問合せ(英語対応の場合があります)
japan@whereby.com
▼公式Twitterアカウント
@wherebyJP
▼Wherebyを使ってみる
https://whereby.com
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