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結婚相談所のオンライン面談やってみた

 ネットサーフィン中に飛び込んできた広告。結婚相談所の無料オンライン面談予約のバナーが目に入りました。保険の見直しもオンラインで出来る今、結婚相談も出来るのか〜と鼻をほじりながら見ていましたが、私はそんな立場にありません。もう27です。悠長にしていられる年か?アホなのか?しっかり真正面からアラサーです。無料との事なので試しに面談を受けてみる事にしました。

 とはいえ、私には結婚願望が昔から一切ありません。なぜ受けようと思ったのか、それは最近体調を崩し、今の仕事が続けられないかもしれないという懸念が生まれたからです。
 大学時代のバイト先でも、「風邪で寝込んでた時に看病してくれてコロッといっちゃったのよ〜」と話すパートさんがいました。弱っている時はやはり誰かにいてほしいと思うものなのでしょうか、私も結婚願望が1ミリ程度湧いてきたのも事実です。

 そこで生まれた私の要望・質問はこんな感じです。
①子供は産まないつもり。こんな条件でも相手は見つかる?
②子供を産まない代わりに若さで戦おうとしている。需要と供給は合致する?

自分をまだ若いと思っている傲慢さが前面に出ています。一度しばかれるべきだという事は承知しています。子供を産まないと決めているのは体調を崩した事が関係していますが、まあ、無料ということで色々聞いてみました。

結論:めちゃくちゃ優しく入会を断られた

 字面だけ見ると、あまりの短絡的な考えにえらい酷い事を言われたのではないか、と勘繰りそうになりますが、実際はめちゃくちゃ優しかったです。教えて頂いた事をまとめると、

①子供は産まないつもり。こんな条件でも相手は見つかる?
それなりの時間とコストをかけて結婚しようとしている人は子供も望む人が多く、子供がいなくてもいい、という人は数えられる程度。

②子供を産まない代わりに若さで戦おうとしている。需要と供給は合致する?
若い女性と出会いたいという願望には、自分の子供を産んでくれるという希望も含まれている。むしろ40代位の女性の方が、子供は授かりものだからどちらでも良い、という男性との出会いが増える。

 ざっとこんな感じ。つまり、時間とコストをかけても出会える確率はかなり低いので、むしろパーティや婚活アプリの方がいいよ、との事でした。

 無理やりにでもニーズに合いそうなコンテンツを紹介されるのだろうか、と不安に思ってもいましたが、全くそんな事はなく、逆に私に合った解決策を一生懸命考えてくれました。片平なぎさ似のベテラン相談員の方、ありがとう。おかげで焦って結婚しなくて良いという気持ちになれました。ありがとう、なぎさ.....................

 面談の内容も少し紹介します。およそ1時間弱で、今回はスマホを使用して会話しました。

「なぜ婚活しようと思ったのか」
「今いる環境に出会いはあるのか」
「趣味、好きなことは」
「相手に望むことは」
「今までの恋愛経験は」       

等々の質問を受けます。私は早々に正直な気持ちを打ち明けたので、イレギュラーな客だったと思います。すみませんでした、なぎさ...............

 それでもかなり良い経験をしたな、と思います。真剣に向き合ってこず、どこか斜に構えたまま大人になってしまっていましたが、結婚はしてもしなくてもいい。恋愛がしたいのか、これから生きるためのチームを作りたいのか、人々のニーズは多様化しています。そんなニーズに合わせた解決策を提示してくれるので、ステイホームの今だからこそ、誰にも見られずこっそり受けられるオンライン面談をやってみてはいかがでしょうか。

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