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【イベントレポ】 WheeLog!アプリで知り合った仲間たちと参加!(岡山県高梁市)

WheeLog!オンライン街歩き in 超福祉展2020の岡山会場を立ち上げ、イベントに参加された森上さんからレポートをいただきました。

■自己紹介

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森上美穂さん
岡山県高梁市の総合病院で理学療法士として、地域医療に携わる仕事をしています。昨年、京都で開催されたWheeLog!街歩きイベントの参加をきっかけに『車椅子ユーザーの目線ってなんだろう?』と疑問を抱き、地元岡山県でバリアフリーマップ作成に向けて活動をしています。

■イベント参加に至った経緯

私は、去年WheeLog!街歩きイベントの参加をきっかけにWheeLog!アプリにバリアフリー環境の投稿を始めました。投稿して気づいた事は、岡山県はバリアフリーについて積極的に取り組んでいますが、当事者の目線で伝えているバリアフリー情報は少なく、実際に行ってみないと分からないということです。今回、岡山県で車椅子街歩きイベントを企画して、当事者と同じ目線に立ったバリアフリー情報が発信できるきっかけづくりがしたいと思い、参加を決めました。

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(健常者用は開閉ボタンがあるが、障がい者用は開けるボタンしかないエレベーター)

■参加者の声

車椅子街歩き中に、信号機がない横断歩道で道を譲ってくれるドライバーさんや、「なんのイベントですか?」と興味を持って声をかけてくれたカフェの店員さんなど、街の人のやさしさに触れる事ができました。
初参加で、思った以上に忙しかったですが、メンバーで乗りこえる事が出来て達成感を感じました。

■イベント開催に向けて苦労したこと

会場探し、体験用の車椅子探し、一緒に活動してくれる仲間探し、すべて準備するのに開催日ぎりぎりとなりました。岡山県高梁市は年配の方が多く暮らすため、「スマホアプリはよくわからん」と言われ活動を疑われる事もありました。

■感想

車椅子街歩きイベントの開催者として行動をする事で、いままで当たり前だと思っていた景色から沢山の学びがありました。
私は、「WheeLog!街歩きイベントを岡山でやりたい」と言い続け、準備期間中は身近に仲間がいないと悩み、まわりから理解を得られないと苦しむことがありました。しかし、「一緒に参加したい」とWheeLog!アプリでつながった車椅子ユーザーさんや、学生時代の後輩に助けてもらい、岡山県高梁市でWheeLog!車椅子街歩きイベントが出来ました。 

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車椅子街歩きイベントを開催してみたら、普段から当たり前だと思っていたことが、実は優しいバリアフリーにつながる事に気づきました。

今後は、岡山県高梁市や他の市町村でも車椅子街歩きイベントを開催して、岡山県に住む人の「あったらいいな」、「出来たらいいな」が伝わる紙媒体のバリアフリーマップを作りたいと考えています。そして、「WheeLog!車椅子街歩きイベントを岡山駅周辺でも開催したい。」と今回高梁市のイベントに参加してくれた車椅子ユーザーさんがいらっしゃるので、車椅子ユーザーさんと協力しながらもう一度WheeLog!街歩きイベントを岡山県で開催したいと野望を抱いています。

イベントDATA

■地域
岡山県高梁市。人口約3万人、天空の城備中松山城を中心に、明治時代まで城下町として栄えた人情にあつい町です。今年、日本遺産に登録された銅の町「吹屋ふるさと村」をはじめ、のどかで自然豊かな観光地があり、心の癒しを求めてくる観光客が多いです。

■会場

ポルカ天満屋ハッピータウン 市民交流コーナー

■チームメンバー

主催者、学生時代の後輩、WheeLog!アプリで参加を表明された車椅子ユーザーさん



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