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【追悼詩】Forever, the man of the Sun

Bidding the moon, you've gone.
Missing the scean, we've touched, tis done.
You made ball arch, when you passed it.
You made us fix on, when you dribbled it.
That time, the rising-sun on your back,
Making the stadiums quake as every our heart in this world,
You've scored as our national hero.
The first time as it was for you, thrice solar rays pierced the Mouth, forever we would remember.
Every morning, such was familiar with your back that the sun
Seek it as soon as he rises up, but no longer...
We wish your peace forever.
When I go, That Once more your burning soul lighting up
The next is what I witness.

日本語訳

月に命じたのは 君が逝ってしまったから
私達は恋しくなるはずだ そのシーンにどれほど心動かされたか それももう終わりだ。
ボールがアークを描いた 君がパスをすると
私たちを釘付けにした 君がドリブルすると
あの時 日の丸は君の背中 
スタジアムを揺らした この世界の全ての心のように 君が国の英雄として ゴールを決めたから
君にとって初めてのことだったけれど
三度ソーラーレイが マウスに突き刺った時のこと 私達は永遠に忘れないでいよう
毎朝 昇るたびに 馴染みのある君の背中を
太陽が探すだろう、けれどもう…
永遠の安らぎを君に
僕が行く頃には きっと君の燃え盛る魂が
また再び 照らしているのを
僕はそういうことを 向こうで目撃する

あとがき

こういう後書きは書かないと思っていましたが、今回は特別に。
この作品は故工藤壮人選手の訃報を受けて各SNSに投稿させていただいた自作の詩です。
正直、現役時代をめちゃくちゃ知っているわけではなく、有名な柏レイソルでのハットトリック、それから日本代表としてのプレーしか僕は馴染みがありません。
しかし、1人のJリーガーの訃報に、思うところがありました。何か思いを形にしたい、という気持ちを作家を志す者が見逃すでしょうか。

100日100作投稿のチャレンジにこの作品を加えるかどうか、悩みました。しかしこのタイミングに、この作品を書いたこと、この時節も含めてここに残したいという思いから、この詩も含めることとします。私の地元では「縁」という観念があります。これは、恋愛のみならず、あらゆる"ものごと"との繋がりをさす言葉です。嬉しいことも、悲しいことも、縁あってですから。今回の訃報と、言葉にしたこのストーリーをここに残します。

届くことはなくとも、描くことはできる。
描くことができれば、届くこともありうる。
それがプロ作家のみならず、表現者の特権ですから、これにあやかりたいと思います。

日の丸を背負い、柏レイソルで伝説となった工藤選手、太陽の似合う貴兄の歩みに敬意を表し、今日という日に哀悼を捧げます。

Farewell, Masato Kudo.

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