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留学生の就活事情

Hi there!
 
はじめまして! 留学アドバイザーのHayamiです!

まずは、簡単な自己紹介から。
僕は、3年次に交換派遣留学でイギリスのロンドン大学SOASに2学期間滞在し、主に開発経済学と中国経済を勉強していました。
帰国後、無事に就職活動、いわゆる「シュウカツ」を終え、今年の10月から社会人の仲間入りです!

僕の自己紹介はこちら↓
https://note.mu/whatsyourstoryku/n/n2b10bfe8ab45

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今日僕がみなさんと共有したいのが、留学生の就職活動です。
「留学に行くと、就活に影響があるのでは?」
「留学に行く前に、出来る準備は?」
「現地で就活は可能なの?」
そんなみなさんのお悩みに答えます!

まずは、2021年度の一般的な就活スケジュールについてこちらを参照ください。

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https://rikeinavi.com/guide/careerguide_21schedule/(引用:理系ナビ2021年)

概ね大きな変更はありませんが、半数以上の企業が、実際に採用選考が開始される6月よりも早く内定を出しているということを聞いたこともあります。汗汗

しかし、どれが正しい情報かわかりません。
「シュウカツは情報戦だ!」なんて言葉もちらほら。
僕も当時は、たくさんの情報に錯乱され困惑していました。

さらに2021年度以降はスケジュールが変更となっている可能性もあります。
どの発信元から出ているどの情報が正確で自分にとって必要なのか、見極める力が非常に重要になってくると思います。

また、自分は3年生の秋学期から4年生の春学期までの約1年間ロンドンにいて、日本の友達がどんどん進路が決まっていく。そんな状況に、日々焦りを感じていたことを今でも思い出します。ああ辛かった。

しかし、今思い返すと、自分次第で道を切り開くことができるということ。だから、皆さんも不安ばかりに囚われるのではなくて、できる事からやっていきましょう!

余談はさておき、ここからが本題。
「留学生のシュウカツ事情」についてお話していきます。

ここでは、僕が参加し実際に内定を掴み取ることが出来た
「ロンドンキャリアフォーラム」を中心にお伝えしたいと思います。

CFNが主催する「キャリアフォーラム」はご存知ですか?
↓キャリアフォーラム公式サイト
https://careerforum.net/ja/event/

毎年6,000人以上の日英バイリンガル人財が参加する日本国内最大級の就職イベント。
【出展企業数:256社】、【当日の面接ルーム数:350以上】という数字(昨年実績)からもお分かりいただけますように、単なる合同企業説明会でなく、イベント当日に『面接選考』や『内定獲得』のチャンスのある就職イベントです。(引用:キャリアフォーラムネット)

東京、上海、ロンドン、ボストン etc..
世界の主要都市で開催されるこの留学生向け就活イベントは、留学を考える学生にとって極めて重要なチャンスです。

実際に、大手外資コンサル、総合商社、メーカー、ベンチャー、外資系投資銀行などが例年参加しています。

昨年度のボストンキャリアフォーラム参加企業一例(ホームページより抜粋)
三菱商事/博報堂/資生堂/ゴールドマンサックス/Rakuten/ファーストリテイリング/三井不動産/リクルート/ソフトバンク/デロイトトーマツ/日本IBM/江崎グリコ/Twitter/野村證券など

上記の通り、世界の名立たる企業が一同に終結するため、自分を上手くアピールすることによって、短期間での内定も夢ではありません。

しかし、優秀な企業が集まるのには理由があります。

そう。優秀な留学生たちが内定を求めて集まってくる場所でもあるのです。

海外有名大学出身の正規留学生(学位の取得のために留学する学生のこと)としのぎを削り合い、限られた内定を手にするにはかなりの努力が必要となってきます。

従って、「キャリアフォーラム」で内定を勝ち取るには、しっかりとした事前準備、つまり「戦略」が重要になってくるのです。

そこで今回は、僕が内定獲得の為練った、3つの戦略を共有させて頂こうと思います!

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その壱。「留学前から就職活動をスタートさせる」

結論から言うと、留学先でキャリアフォーラム対策を行うのは至難の業です。欧米での大学は、課題が重く、日々の勉強量が非常に多いです。

また、一般的に日本の大学生が半年以上の時間をかけて準備する面接練習や自己分析を短時間で行う必要があります。

従って、留学が正式に決まった後、出発準備に取り掛かると同時進行で就職準備を進めていく必要があります。

具体的に以下のような準備が必要となります。
・ES(エントリーシート)添削
・業界調査
・面接練習
・TOIEC/IELTS/TOEFLスコア獲得
・英文履歴書の作成

業界研究については、就職サイトやイベントに参加し情報を得るのもいいかもしれません。

また、キャリアフォーラムでは、エントリー時に一定の英語力が求められることがほとんどです。

留学前にスコアを取得することは一般的ですが、留学後に英語力を底上げした後にスコアを取得しておくことも大切になってきます。

その弐。「事前応募は少なくとも2ヶ月前から」

キャリアフォーラム自体の知名度も上昇してきた昨今、参加者人数も徐々に増加してきています。そこで、大切になってくるの「事前応募」です。
キャリアフォーラム申請ページから参加企業に直接レジュメ提出ができます。

では、なぜ早めのレジュメ提出が有効なのか?
理由は2つあります。

1.他の人より早く提出することで、企業への熱意をアピールすることができる。
→基本的に、留学生は忙しいです。従って、ライバルよりも早くスタートダッシュをきる事は、大きなアドバンテージになります。

2.企業の目に留まると、別ルートで選考を受けられる可能性がある。
→実際に、自分も含めキャリアフォーラム開始前に内定を獲得した学生も多数います。
内定が難しくても、キャリアフォーラム当日は、事実上の最終面接からスタートすることができる可能性があります。

このように留学に出発することが決まった段階から、キャリアフォーラムに登録し、参加する企業を定期的にチェックすることが重要です。

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その三。「英語面接に注意せよ」

キャリアフォーラムにはたくさんの外資系企業が参加します。
そのほとんどの面接プロセスで、英語での質疑応答の時間が設けられています。

また、外資系企業だけではなく、日系企業の選考プロセスの中でも英語力が試される場合があります。

従って、留学中にビジネスシーンで使う英語表現を身に着けておく必要があるということです。

ここで、日常英語とフォーマル英語表現の違いについて簡単な例を挙げようと思います。

例、「私は、将来、日本の産業界に貢献したいです。」
日常→I think I want to contribute to Japanese industries in the future.

ビジネス→I would like to contribute to Japanese industries in the future.


このように、些細な違いはありますが、丁寧な表現は面接において必須なのでいくつか表現やフレーズを蓄積し事前練習することが、面接で成功する鍵になります。

いかがでしたか?
ここでは、キャリアフォーラムを最大限に活用するために僕が実践した3つの戦略をご紹介しました。

留学を考えている皆さんには、留学経験を活かし、ぜひ希望の業界から内定を獲得してほしいです。

最後になりますが、就職活動のスケジュールは流動的なので、卒業年度に応じた情報を収集してください。

また、SAPAへの留学相談は夏休みも受け付けています(夏休み中は事前予約制)。僕は2019年9月に卒業しますが、同じように既に就活を経験して活動しているSAPAもいますので、もっと体験談を聞いてみたい方は、ぜひ国際部を訪ねてくださいね。

SAPA Hayami

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