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映画れびゅー『ブックスマート』

本日は2019年にアメリカで公開された映画、「ブックスマート〜卒業前夜のパーティーデビュー〜」という高校三年生の卒業前の青春を舞台にした映画を紹介したいと思います。映画の原題は「Booksmart」。毎回思うんですけど、なんで日本訳にするとダサく思えるんでしょうか。特にワイルドスピードなんか原型ないですもんね笑。(原題は「fast and furious」)

〜こんな人にオススメ〜

・日頃の鬱憤が溜まっていてバカな映画が見たい人。
アメリカのスクール物が好きな人。
高校時代を思い出したい人。
・現在の学生生活に物足りなさを感じている人。
恋愛友人関係に悩んでいる人(自分がマイノリティだと感じる人も)。

〜あらすじ〜

成績優秀な優等生であることを誇っていた親友同士のエイミーモリーの女子高生二人。しかし、卒業前夜、遊んでばかりいたはずの同級生もハイレベルな進路を歩むことを知り自信喪失。二人は失った青春の時間を取り戻すべくパリピ達の集う卒業パーティーに乗り込むことを決意する。果たして、二人を待ち受ける怒涛の一夜の冒険とは?二人は無事に卒業式を迎えることができるのだろうか、、、。というのがこの映画の簡単なあらすじになっています。

〜感想〜

「高校生活に戻りたい!!」と思える青春コメディ映画でした。さすがに私の高校生活はここまでぶっ飛んでいなかったんですけど、高校の友達って一生もんだなって改めて思うことができました。自分が思うに、中学や高校って決められたルールや制限の中で、如何に楽しめるかが大学生や社会人との違いだと思っていて、この映画はそんな高校生の良さが最大限に引き出されていると思います。特に俗に言う堅物の二人が主人公ということで、誰でも楽しめる作品なのかなって思います。(下ネタも多いので同性の友達と楽しみながら見るのがベストかもです笑。)

ブックスマート②

最近、暗いシリアスな映画を見ることが多かったので、「イエスマン」「ハングオーバー」みたいなコメディが見たい!と思い、この映画を視聴しました。ぶっ飛んだストーリー展開の中にも、同性愛友人関係将来自己嫌悪などの高校生ならではの問題も多く含まれていて、色んなことも考えつつ見ることができました。金持ちには金持ちなりの悩みもあるし、自分と同じ感性の人がいなくて友達ができない人もいるし、俗に言う一軍にいても周りの目を機にする人もいる。クラスや学年っていう集団で生きる上での苦労や楽しみを改めて思い出しました。

映画の出演者のほとんどがマイナーな俳優や女優さんでしたが、それがこの映画の良さを惹き立たせていました。人物に先入観なく、役として全員が確立されていたのでとても見やすかったです。

今回は実際に映画を見ていただきたいので、ネタバレになりそうなことは書きません。今の高校生はコロナの影響で修学旅行や卒業旅行もなく、学校に行くことすら少ない日々が続いていると思います。そんな状況下でできることは限られますが、「青春の思い出」として大人になった時に楽しかったと思える経験をして欲しいです。自分は友達や大人に恵めれたので全ての思い出が最高でした。アドバイスとしては写真と動画はたくさん撮っておいた方がいいです!

かなり映画の話から脱線してしまいましたが、暗い気持ちも飛んでいくような面白くて考えさせられる映画ですので、ぜひ見てください。


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