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深夜にコインランドリーで読書。はあ幸せだよ。

明日着たい服があったから洗濯したい。素材が分厚いからどうやら乾かなさそう。

もう23:43だった。

調べたら24時間営業のホテル併設型のコインランドリーがあった。

少し雨が降っていたけどお風呂上がりの半乾きの髪、IKEAの袋に洗濯物を突っ込んで、黒いタンクトップに、下北の古着屋iotで買った薄手のサテンの黒ジャケットを羽織って、便所サンダルを履いて出かけた。

人のいないコインランドリーは快適だった。
洗濯機乾燥機を回してる間に煙草を吸って水を飲んだ。

戻ってきて椅子に座って読書してた。本を読んで未来に思いを馳せた。

ゆっくり待つ時間が本当に気持ちいい。

他に何かをやらなければという状態から脱して”待つ”をやればいいんだという状態。ただひたすら待機するという状態。

似たようなのが公共交通機関の移動中の時間。移動はどれもが楽しい。待つだけだから。

待機してるといろんなことが頭に巡る。外側から雑念が入ってこなくって、リラックスした自分と向き合える。

向き合っていると今詰まりを感じてることに対して思わぬ気づきを得られたりする。

この時間を大切にしたい、増やしたい。

コインランドリーの時間、サウナのあとに涼むこと、グリーン車での移動時間、ぼーっとしてもいいし、しなくてもいいっていう時間は本当にたいせつだね。

人とシェアするのもいいな、単に同じ場所同じ空間の空気を吸うとかでもよくって。

やることが限られてる中でのコミュニケーションは深いものにもなるし、深い時間にもなるのかな。

「退屈だと不安になるから忙しくしよう」みたいな話は盛大に蹴飛ばしたい。

退屈な瞬間だってもっと。
生活の中で増やしたいな。

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