見出し画像

大腸がん手術の旅記録⑥~手術日当日~


前回の記事はこちら



手術日の朝

病院の消灯は早いもので
まじめに1日目だけは22時頃には電気を消したのですが
まぁ、2時間おきくらいに目を覚まし、眠れない眠れない笑

でも、初めての景色での朝焼けはとても感動で。
朝日が窓から見えるマンションに反射してとてもきれい☆


画像1



Wi-fiがうれしい


なんといっても病棟内でWi-fi環境を提供してくれているのが助かります。
夜21時には切れてしまうのですが、
それまでに観たいYoutubeや映画を楽しんだり、
LINEをしたり、マンガを楽しんだりしていました^^


午前中


もちろん口から入るものは禁止なので、
時間がたっぷり。
お昼過ぎの手術だったので
それまでは自由時間です☆
Youtubeで肩甲骨をほぐす体操をしたり、好きな動画を見たり、
LINEで友人とたわいもない会話をしたりしてあっという間に過ぎました。


家族からの応援

主人からは、
午前中の仕事終わったから急いで病院に向かいます
と連絡が入り、
娘からはインスタグラムでこんなストーリーがあがり、
息子からは何にも来ないけれど、
でもそれぞれのあったかいキモチがうれしかったです

画像2



いよいよ手術


予定時間を少し過ぎたおかげで、
友人と『行ってくるよ』という直前のやり取りまででき、
運がいいわたし☆

手術着に着替え(中は紙パンツ1枚です)
病棟の看護師さんと歩いて手術室へ。

手術室の前には、
主人がいてくれて(どうも急ぎすぎて駅の階段を踏み外したらしいです笑)
激励をしてくれました。

目の前には、友達の関口陽子ちゃんが手術室の看護師さんの格好で
笑顔で待っててくれました。

手を振る私、手術を受ける患者っぽくはないな笑。

『行ってくるね』と主人に伝え、
陽子ちゃんと話しながら手術室へ。
病棟の看護師さんと手術室の陽子ちゃんのやり取りを
聴きながら、自分が昔看護師としてやっていたことを思いだしたりして^^

手術室の扉には、11番という文字♡
『やったぁ~11!!!!!』と言う私に陽子ちゃんは不思議そうな顔^^『だってさ、今日は11月11日。そして11なんて、ラッキーじゃん♪♪』

手術室に入ってからも
背中に褥瘡を予防するために、
陽子ちゃんがクリームを塗ってくれたのですが
『あやちゃん、背中掻いてるでしょ~』というツッコミが入ったり、
わたしが天然ボケな発言をしたり。。

結局、こんなやりとりをしながら、
ちょっと緊張していた私も
点滴の針を入れて、
酸素マスクで麻酔をかけて、
眠らせてもらうまで笑顔で過ごさせてもらったのです。


画像3


手術おわって


『終わりましたよ。今からのどの管を抜きますね。
関口さん、もう少ししたら帰ってきますから』と、
うとうとしながら看護師さんの声だけ聞こえました。

途中、陽子ちゃんは会議で他の看護師さんに変わるかも
ということは聴いていたので、
次に『あやちゃん。お疲れさま。』というような声と
陽子ちゃんの存在が確認できたとき、
自分の声で言葉で感謝を伝えたく『ありがとう』と手を握りました。

病棟から、お迎えのベットを持ってきてもらって、
点滴と、おしっこの管と紙おむつをして、手術着のまま、帰ります。

陽子ちゃんがこの日のこと、
ブログで書いてくれています。

あたたかいキモチもらいました😊ありがとう。



陽子ちゃんは、
病棟に戻るわたしを送り出してくれたあと、
主人と話もしてくれています。

主人は、私より14歳年上なので、
今回の病気、自分がなるんじゃなくて、
私がなったことがかなりびっくりだったと。

私も、全身麻酔は初めてだったので、
がんで手術を受けたことがある陽子ちゃんに
聴いてもらってとても安心しました。
(陽子ちゃんのプロフィールは上記ブログから)


次回は、手術後病棟に戻ってからの経過を
お送りします。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?