2020年代、最前線の「マンガ」
みなさん、こんにちは。クジラ8です。
今回は、これまでの記事とは違って、ちょっと一息ついてみよう。ということで、オススメのマンガを紹介していこうかなと思います。
ただ、面白いのに、まだまだメジャーじゃない! と、僕が勝手に考えるマンガや、メジャーだけど、僕が好きなマンガを紹介していきます。
1.ダンス・ダンス・ダンスール (1) (ビッグコミックス)
https://www.amazon.co.jp/dp/4091874495/ref=cm_sw_r_other_apa_i_y7QVEbQD1B4GQ
クラシックバレエ漫画って読んだことありますか? それも、男子バレエの漫画を。
ダンス・ダンス・ダンスールは、珍しい男子バレエの漫画であり、それでいてとても爽快感のある作品です。
主人公は、過去にお父さんを亡くし、心に傷を残しながらも、明るく、真面目にバレエと向き合っていきます。あなたもきっと、読んでいるうちに、主人公のことをきっと応援したくなるはず!
2.よふかしのうた (1) (少年サンデーコミックス)
https://www.amazon.co.jp/dp/4091294928/ref=cm_sw_r_other_apa_i_48QVEb2VACB8P
だがしかしの作者、コトヤマさんがおくる吸血鬼の物語。
最近、なんかたのしくないなぁ。って方は、「夜」を忘れているのかも? たまには、よふかししてみてはいかが? この作品のいいところは、キャラクターが、ちょっとずつちょっとずつ、天然なところ。
こういうボケ、好きなんですよねぇ。
3.可愛いだけじゃない式守さん(1) (KCデラックス)
https://www.amazon.co.jp/dp/4065162238/ref=cm_sw_r_other_apa_i_r-QVEb38C5BN2
タイトル通り、ヒロインの式守さんは、かわいいだけじゃありません。
この漫画は、単純な高校生の青春物語ですが、一巻毎に、式守さんと主人公を好きになっていける作品です。
日常系なんだけど、これまでとは、ちょっと違う雰囲気を醸しだしているのは、きっと式守さんというキャラクターが魅力的だからだと思う。
4.呪術廻戦 1 (ジャンプコミックス)
https://www.amazon.co.jp/dp/4088815165/ref=cm_sw_r_other_apa_i_L.QVEb7CN3E40
続いては、人気絶好調! ジャンプの作品である呪術廻戦です!
先ほどの作品とは違って、非日常あたりまえの学園マンガ。ジャンルは、オカルト系学園ギャグマンガでしょう。
とにかく、オカルトなのに、暗いようでいて、明るいのが特徴的。ワードセンス抜群で、これでもかというくらいの「固有名詞」のかっこよさ!
呪胎九相図、に僕はやられた。ネーミングにやられた。
5.フェルマーの料理(1) (KCデラックス)
https://www.amazon.co.jp/dp/4065162963/ref=cm_sw_r_other_apa_i_mbRVEb58KM799
お次は、サッカー漫画、アオアシの作者がおくる科学系料理マンガ!
食戟のソーマも料理漫画でしたが、最後はコメディになっちゃいましたよね……。ですが、フェルマーの料理のテーマは、数学×料理であり、料理が「ガストロノミー」であることを、思い出させてくれる漫画になっています!
まだ一巻だけですな、これからが楽しみな作品!
今なら、余裕でおいつけます!
6.ダストボックス2.5(1) (ヤングガンガンコミックス)
https://www.amazon.co.jp/dp/4757551975/ref=cm_sw_r_other_apa_i_QcRVEbV55RJM3
この作品は、声優を描いたものになっています。ただ、声優の職業をリアルに! なんてマンガではないです。
声優×ラブコメ×四コマという、もうこれ、いつもの高津ワールドじゃん! っていう、高津先生ファンがただただ楽しむマンガです。
キャラクターの性格は突き抜け、現実には絶対いなそうな存在なのに、声優×ラブコメが成立している。ラブコメって、そういうもんなのか?
すべてを包み込むジャンルなのか?
7.マチネとソワレ (1) (ゲッサン少年サンデーコミックス) https://www.amazon.co.jp/dp/4091275443/ref=cm_sw_r_other_apa_i_DeRVEb5S29BGY
次は、なんと演劇マンガ!
演劇マンガとか、男子バレエマンガとか、料理マンガとか……。最近は、どんな職業でもマンガになってるから面白い!
マチネとソワレは、演劇マンガですが、ちょっとミステリー要素がはいっています。というより、ファンタジーなのかな? ミステリー×ファンタジー? しかも、魔法なし?
ちなみに、マチネとソワレは、それぞれ昼公演と夜公演という意味です。タイトルから、センスを感じさせてくれるマンガですね。
8.ブルーピリオド(1) (アフタヌーンKC) https://www.amazon.co.jp/dp/4065105862/ref=cm_sw_r_other_apa_i_-hRVEbGCV7BH5
最後は、美大受験マンガ! しかも、ルポではなく、フィクション!
最近のマンガってのは、本当に、なんでも成立するなぁ。
ポイントは、美大生のマンガではなく、美大受験生のマンガということです。個人的には、ちょっと主人公補正があるとこも、この作品の好きなとこ! なのですが……。
主人公に焦点を当てられながら、主人公以外のキャラクターが強烈すぎて、補正の意味が無いところが、さらに好きなところなんですよね。
そこのとこも、美術でいうところの、ぼかし、が効いていてよい。いやぁ、好きだなぁ。
さてさて、ただただマンガを紹介するだけのコーナーになってしまいました。
哲学専攻でも、マンガとかふつうに読むんですよ。ただ、表象文化論の話とかになると、単純なキャラクター要素の切り貼りのマンガは読まなくなる。気がする。
ストーリー×キャラクターの調和ってわけではないけど、現代のマンガに求められているのって、たぶん、「軽快なノリに秀逸なネーミングセンス、主人公が奇抜なのではく、周囲のキャラクターや環境が異常」っていう、「環境のマンガ」だと思う。
俺つえー系は、まだまだ残るだろうけど、流行り廃りがある。って、勝手に思うんですよね。
批判はどうだろう、あまりして欲しくないなぁ。各々の好みもあるし、受け手がいるだけ受け取り方があるのが、マンガの良さですよね。まさに、「読みのアナーキー」だ。これを瓦解したいのは、文学者の勝手だ。読み取り方を模索してくれるのなら、それはそれでいい。2020年代が、マンガに与える影響を今から考えると、個人的にはちょっとわくわくしてます。
最後は、ちょっとだけ思想的になったところで、今回はこのくらいで。ではでは。
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