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四国八十八ヶ所巡り・愛媛編⑤ 2024.5.31-6.3〜宇和島と松山の鯛めしは違ってた〜

<2日目 6/1(土)その3  おでんやのおかみさんアゲイン>

第45番札所・岩屋寺まで回ったということは、四国八十八ヶ所巡りの半分を越えたということ。
2020年1月から始めた区切り打ちお遍路旅。
間にコロナ流行があったから、進みが遅かった。
しがないコンビニバイト店員が、横浜くんだりから9回も四国に飛んできて、やっとここまできた。
今回、予定通りになるかどうかわからないけど、できるだけ、行けるところまで行こう。

夕食はやっぱり、あの「おでんや呑気」にまた来てしまったよ。

前夜は、おでんやなのにおでんを食べなかったことが心残りだった。
ジャーン!
生ビールとおでんおまかせ5種をたのんだもんね。

大根、こんにゃく、たまご、鶏つくね、豆腐。
ちょっと甘めのしっかりしたお味。
甘辛いお味噌をつけながらいただく。
お豆腐が入ってるなんて、松山ならではなのね。

おかみさんといろいろお話できた。
息子さんが経営している居酒屋とは繋がっていて、おでん以外のメニューはお隣からやってくる。
息子さんも「(二日)続けて来ていただいて、ありがとうございます」と挨拶してくれた。

おでんを食べた後、おかみさんおすすめの日本酒「雪雀」を飲んだ。
超辛口とラベルに書いてあったが、西のお酒なのでちょっと甘かったよ。
お料理と合っていて、おいしくいただいた。

ホータレの南蛮漬け。
片口イワシのことで、ほっぺが垂れるほど美味しいからホータレというそうだ。
わたしのほっぺも垂れたよ〜

「今日は鯛めしあるんよ」とおかみさんがおしえてくれたので、しめに頼んでみた。
関東や東北地方の人々が想像する鯛めしは、松山式。
淡い味が上品だったな。
宇和島の鯛めしは予想外だった。
どちらもおいしかった。
土地土地で鯛めしが違うなんて、愛媛は広いのぅ、奥深いのぅ。

しっかり完食して、翌日分のエネルギー補給バッチリ!

鯛めしの違いを発見したけれど、うどんも違いがあった。
四国といえば、コシのある讃岐うどんと思っていたが、松山に昔からあるうどんは柔らかい、とおかみさんが教えてくれた。
伊勢神宮のおかげ横丁で食べた、太くて柔らかい伊勢うどんを思い出した。
太さは讃岐うどんと変わらず、煮込んでいただくらしい。
ただ、その松山うどんのお店がどんどんなくなってしまって、探すのが難しくなっているそうだ。
横浜に帰る前に、食べられるかな。
ちょっと期待しながら、ホテルにもどった。

〜つづく〜

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