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【仕事】或る「小倉日記」伝 状態【ライフ】

仕事をしていると「或る「小倉日記」伝」のような状態に何度か陥ることがあります

そもそも、「或る「小倉日記」伝」とは「ゼロの焦点」「点と線」「砂の器」等の作品で著名な推理作家、松本清張氏の第28回芥川賞受賞作で比較的初期の作品であり、推理作品というよりも文学作品に近い内容です

「或る「小倉日記」伝」の大まかなあらすじ

脳性麻痺を患った、身体が不自由な青年が貧しいながらも母や友人・後援者に支えられて、記録が残っていない小倉在住時代の森鴎外を追究するため奔走するのですが、結局は力尽きてしまいます
彼の死後、森鷗外の一族が『小倉日記』の原本を見つけ、彼がその事実を知らずに逝ったのは、幸せだったのか不幸だったのか…

5月以降、流行病による行動制限がなくなった関係か、会議が増えてきており、議事のメモや議事録を作成する機会が増えました

偶々、会議が重なり<❶議事メモ程度のもの><❷テープ起こしが必要な議事録>を抱え

❷のテープ起こしの方を早急に作成しないといけない状況でしたが

同じ会議に出席していた別会社の方(偶然にも仕事仲間の彼女)から❶議事メモを何とか早めに作成して欲しい依頼があり、知り合いの彼女なので無下にできず、急いで作成していたところ、9割方出来た段階で、まさかの彼女から「一応、議事メモ作ってので見てください」とメール有…

作成しとったの💦

しかも、私より数段上手く簡潔にまとめているし😢

この状況がまさしく【或る「小倉日記」伝状態】

「或る「小倉日記」伝」の主人公は、『小倉日記』の原本の発見を知らずに亡くなりましたが

私は同じ内容の議事メモを作成しつつ、彼女から<素晴らしい議事メモ>をいただき、幸か不幸かその事実を受け止め、その時間があれば❷のテープ起こしがもう少し進んでいたわけで…

仕事をしていれば、こういうことも多々あり「しょーがない」と割り切るしかないですよね

皆様も、仕事の中で【或る「小倉日記」伝 状態】のご経験ありますか?



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