見出し画像

#8_エモい映画のご紹介

はじめまして、WFSの『ヘブンバーンズレッド』(以下へブバン)でシネマティクスを担当しています竹俣です。僭越ながらブログを書かせて頂きます! (かなりゆるっと。)

『へブバン』をはじめ、WFSの作品は「エモい」です。そういったプロダクトで、ドラマを形にするパートであるシネマティクスを担当させて頂けることはシネマティクスアーティスト冥利に尽きます。その「エモい」に絡め、今回映画の紹介をしたいと思います!

・・・っと、その前に、いわゆる「エモい」とは? と個人的に思うことをお話したいと思います。この会社に入ってから「エモい」とは何か、日々考えておりました。
「エモい」瞬間は日常に沢山ありますが、自分の場合、懐かしさ、青春の甘酸っぱさなどを思い起こされる時「エモい」と感じます。時間は一方通行なのでどんなにお金や体力を使っても過去に戻ることはできず、あの頃に戻りたいと思っても戻れない、それが人生なんだな~と、そう、センチメンタルな気持ちに浸る瞬間こそがとても「エモい」です。最近だと、子どもを保育園に送るのに朝の7時半に外に出るのですが、夏の朝の陽ざし、草木の匂い、虫の鳴き声、そういったもの全てが「エモい」と感じます。幼い頃、夏休みのワクワクするような毎日を思い起こさせ、もう戻れない懐古的な気持ちになる切なさが「エモい」です。
また、過去の恋愛も、良い思い出もあれば苦い思い出、トラウマ級の辛い思い出もあります。それだけ、恋をする、恋愛をするということは人生にとって一大イベントで、価値観や人間性、今後の人生をも左右する程のことです。そりゃ街ですれ違った人の香水の匂いが昔付き合っていた人や好きだった人と同じ匂いなら「エモい」と感じる。そりゃ当然です。

・・・そういえば映画の紹介でした(笑)
僕は映画が好きです。邦画も洋画もどちらも好きです。
もちろん、画のクオリティでいったら洋画の方が圧倒的ですが、自分は日本人なので「エモい」気持ちになるのはやはり邦画です。「エモい」映画でいったら世代的に岩井俊二監督とか最高です。今、エモい 映画 とかって検索すると、『溺れるナイフ』とか出てきて、ジェネレーションギャップを感じつつも、確かに。と思いました。まさかモデルやってる子が田舎町に転校してきて激しく恋に落ちるロマンチックさ、若さゆえの危なっかしさ、多感なあの頃の感情の揺れ動きだったり、海をみるだけで潮の匂いを思い起こさせたりする感覚ってのが世代問わず「エモい」と感じ、そこにロマンを求めているんだなと。 (あ~俺も10代に戻りたい)

自分のエモいと感じた邦画を紹介しだしたらキリがなさそうなので、今回は洋画でエモいと感じた映画を紹介します。
情景よりも、普遍的な人間ドラマの部分で「エモい」と感じるものを挙げさせて頂きます。また、上記「エモい」と感じると述べました通り、どれも一貫して『時間』を扱った作品です。


『アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜』
これは大好き。一番好きかも。 めっちゃ映画館で泣きました。
ビル・ナイのお父さんとのシーンが本当良かった、泣いた。
あと、レイチェル・マクアダムスが本当かわいかった。

『(500)日のサマー』
ビタースウィートとはまさにこれ。本当エモく心を揺さぶられる映画でした。
サマー役のズーイー・デシャネルがめちゃくちゃかわいかった。 

『ビフォア・サンライズ 恋人までの距離』
出会ったばかりの二人の会話劇だけの映画です。
続編のビフォアサンセット、ビフォアミッドナイトもあります。
出会って親密になり別れまでの数時間をただひたすら、きれいな街の中を歩いて会話するだけです。三作品とも全て同じ作り、同じキャストです。
ジュリー・デルピーがかわいかった。



ヒロインがかわいいって感想ばかりになってしまった(笑)
自分にとっての「エモい」とは、懐古的な要素と、(ヒロインに恋をし)感情移入することで揺さぶられる感情、これなのかもしれません(笑)

ただ新しい「エモい」に最近芽生えました。子供の成長を見る度に涙が出そうなくらいエモさを感じます。
「エモい」とは、一言で纏めることは難しく、とても奥深いものですね。

次回はラブロマンスと180°違う「エモい」ヤンキー抗争モノや任侠モノとかを紹介したいと思います!(笑) ※気が変わったら変えます!すみません!


この記事が参加している募集

おすすめ名作映画

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?