『発想力』を磨くには
こんにちは。
フィットネススタジオくまさん&フィットネスインストラクターの櫻井謙生です。
最近読んだ本に『発想力』という言葉がありました。ぼくたちインストラクターにとっても『発想力』が必要になることって多々あると思います。
例えば、
・レッスンイベントを企画する時
・レッスンで使用する振付を考える時
・レッスンで指導している時
こんな感じでしょうか。
でも「全然、発想がわかない・・・!!!!!」みたいな場面もありますよね。
読んだ本に書いてあったのは、
『発想力=ゼロからつくるものではなく、発想力=理論的に考えること』
ということでした。
つまり『発想力』とは、ゼロから絞り出すっていうよりも、今まで見たことがあるモノ、聞いたことがあるモノ、触れたことがあるモノ、など自分が経験(体験)したことがあるモノの中から、場面に合ったモノを選び出す作業だということです。
それが理論的に『発想すること』だと言っています。
なので「全然良い振付が思いつかないな~」ってときは、単純に自分自身の引き出しの数が少ないから思いつかないということなので、どれだけ考えても意味がないということですね。
じゃあどうするか?
それは、ビンビンにアンテナを張っておくってことに尽きると思います。
振付を考えたいなら、四六時中振付のことを考えていればいい。そうすれば自然と振付に使えそうなモノが、自分の目や耳に情報として入ってくる。
以前、アメリカのサーカス団でクラウン(ピエロ)として活躍されている方の特集を見たことがあります。
その方は、
「クラウンとして観客をどうしたら楽しませられるかだけを考えています。レストランに行けば、目の前にあるフォークとスプーンをどう持ち上げればいいか、どう使えば面白いか、そんなことばかり考えていますよ。」
と言っていました。
このように四六時中、どんな時もクラウンについて考えているからこそ、サーカスの舞台で最高のパフォーマンスができるし、ライブ感のある(その公演に合わせた)パフォーマンスができるんだろうなと思います。
なので『発想力』に悩んでいる人は、そのモノゴトに触れる時間を増やしてみるといいかもしれませんね。
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