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Lovebites Swan Songはとんでもなく美しく壮大な曲

未だに僕はこの曲を聴いた時の衝撃は忘れない。
ブラックメタルやデスメタルを愛聴してきた自分は、少し畑が違うバンドなのだろうと思っていた。
より激しくよりブルータルな音がメタルであって、情緒的な音ってメタルじゃないなんて思ってた頃もあった。
でもこのSWAN SONGを初めて聴いて、僕の持っていた音楽観は間違いだったと気がついた。

シンフォニックパワーメタルをベースとした音作りに、ファストな楽器隊の演奏。これを聞けば王道なパワーメタルだと思うけど、サビを聴いた時に「なんだこれは!?とんでもない曲だ!!」と思った。

サビのバックに流れる美しいクラシックピアノの音はショパンの「革命のエチュード」をモチーフとしており、サビの歌メロにはドボルザークの「新世界より第四楽章」をモチーフにしている。そして曲の歌詞には「白鳥の湖」をモチーフにしているという。

Angraの様なツインギターの疾走感。要所に散りばめられたクラシックフレーズ。どこまでも伸びる歌声。強く儚い白鳥の一生をしっとりと力強く歌い上げるこの曲を聴き終えた後、僕は感動のあまり放心してしまった程

今まで数多くのメタル曲を聴いてきたけど、ここまで生きた音というか心の中をブワーッと駆け抜けて心に溜まった不純物を浄化してくれる音楽に出会ったのは初めてかもしれない。間違いなく音楽一つで世の中を変えてやろう!自分たちの音を多くの人たちに届けてやろうという強い気持ちがそのまま音楽に反映されている様で、こんな生きた凄まじい音を奏でるバンドってなかなかいないんじゃないか?と僕は思う。

Electric Pentagramはどれも素晴らしい曲揃いだけど、ラストを飾るこの曲こそこのアルバムの肝である。

SwanSong「白鳥が死ぬ間際にだけ美しい声で歌う」という伝承があるほど、正にアルバムのエンディングに相応しい曲。中間の「革命のエチュード」をめちゃくちゃモチーフにしたギターソロの後にイントロに戻りサビへと盛り上がる部分は毎回鳥肌がブワーッとしてしまうほど。

こんなとんでもない名曲を書くバンドが日本のバンドだなんて、日本人である事にめちゃくちゃ誇りを持てます!

世界へと旅立って活動中のLovebitesですが、現在アルバム制作を無事に終えた?らしくニューアルバムリリースまでもうすぐだそうです!!

毎回アルバムをリリースするたびに名盤を連発する彼女たち。一体これ以上何処へ行くのだろう?ってww

ニューアルバムが聴ける日を楽しみにしています!

それではまた🤟🤟🤟🤟🤟



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