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「スキル向上だけでなく、幸せな未来に導くこと」wevnal開発マネージャーがチームづくりで大切にする心得

EC向けチャットボットとして2019年にリリースされた「BOTCHAN Payment」wevnal(ウェブナル)が手がけるプロダクトの中でも、積極的に顧客への導入が推進され、市場のシェアも高いプロダクトです。

そんな「BOTCHAN Payment」の開発チームを牽引しているのが、今回登場する堀康平。

2023年3月の入社以来、開発の方針転換をおこなった厳しい状況下でもメンバーを鼓舞しながら乗り越えてきました。

じつは入社以前からCTOの鈴木とも深いつながりがあったという堀。入社までの経緯や、リーダーとしてメンバー育成に携わる上での心得を聞きました。


CTOの鈴木は“恩人”。新卒時代に「最初の上司」として出会う

──まずは、これまでのご経歴を教えてください。

大学卒業後、ERPパッケージベンダーにエンジニアとして入社して、主に債務管理や支払管理システムを開発していました。

7年ほど在籍したのち、2018年からは不動産テックベンチャーで、顧客管理や物件管理などの基幹システム開発に携わっています。当時はフロントエンドからバックエンドまで幅広く担当しながら、マネジメント業務もおこなっていました。

──学生時代からエンジニアを志していたのでしょうか?

いえ、もともとエンジニア志望ではありませんでした。大学では法学部に在籍していて、当時は就職せずに法科大学院への進学を検討していました。

──文系だったんですね!そこからなぜエンジニアの道を選んだのでしょうか?

たまたま受けてみた選考がきっかけです。就職か進学か迷っていたときに「君の頭脳に挑戦」と書かれた一通のDMが目に留まったんです。

選考の内容は、システム企画の提案書作成とプレゼンを2日間でおこなうもの。「すぐに合否の結果がわかるなら……」と思って応募しました。それが、のちに新卒で入社した会社の選考でした。

選考で感じたプログラミングの面白さ

──なぜプログラミングに興味を持ったのでしょうか?

学生時代に学んでいた法律は「人」を扱う領域で、時代の変化に伴って法解釈も変わります。白か黒かを判断することが難しいケースもあります。

一方で、プログラミングは答えが明確です。コードで書いた通りに動くし、間違っていればエラーになる。その点が自分に合っているなと感じました。

そして1社目に入社後、鈴木さんと出会うことになります。初めての上司として、仕事の向き合い方を一からすべて教えていただきました。

その後、私が2社目に転職した際には、こちらからお声がけして一緒に働きました。「どうしても鈴木さんの存在が必要だ」と思っていたので、当時住んでいた東京から、鈴木さんのいる大阪まで会いに行ったんです。

──大阪まで!思い切った行動でしたね。

「なんと言えば入社してくれるだろうか」と新幹線のなかで散々考えていたのに、実際は即答でOKしてくれました。「で、何するの?」みたいな(笑)。だから私にとって鈴木さんは恩人です。

入社直後の方針転換。全員フルリモート体制で築いた信頼関係

──その後、今度は鈴木さんから誘われる形でwevnalに入社されました。なぜ入社したのでしょうか。

まずは、wevnalが手がけるチャットボット領域の先見性や事業フェーズに興味があったことはもちろん、鈴木さんに自分のスキルで恩返しがしたかったからです。

2社目で経験したマネジメントのスキルと、これまで培ってきたバックエンド開発が自分の強みだからこそ、当時のチームの状況に活かせるのではないかと考えていました。

──実際に入社してみて、いかがでしたか?

非常に充実感がありますね。wevnalが手がけるチャットボット事業は、顧客が事業成長しないと自社にも利益が出ないビジネスモデルです。だからこそ、顧客とWIN-WINの関係性が築ける点は今まで感じられなかった面白さです。

──現在の業務内容とチーム体制を教えてください。

現在は「Payment」チームの開発リーダーとして、5名のチームメンバーの育成や開発のフォローをおこなっています。現在のチームミッションはインフラ基盤の環境整備です。

じつは私が入社したタイミングで、当時の開発課題を解決するために方針転換をおこなったので、メンバーを混乱させてしまったときもあったかもしれません。

でも嬉しいことにメンバーの成長が著しく、コードのクオリティも開発スピードも確実に向上しています。それぞれの学習が成果として現れている証拠です。

──メンバー育成の際に心がけていることはありますか?

全員フルリモートだからこそ、テキストではなく通話でのコミュニケーションの時間を意識しておこなっています。

とくに入社当初はメンバーの理解を深めるために、1on1だけではなく毎朝実施しているスタンドアップミーティングを丁寧に実施しました。現在と比べると倍の時間を確保していましたね。

お互いの理解が深まれば効率性重視のコミュニケーションもできますが、基本は雑談ウェルカムなスタンスで。私が忙しそうだと相談事がしづらくなってしまうので、時間のゆとりを持って接するように心がけています。

おかげで今は相談事があれば気軽に声をかけてもらえるようになりました。

単なるスキル向上だけでなく、幸せな未来へと導くリーダーとして

──これから先、メンバーにとってどんなリーダーでありたいですか?

メンバーにとって一緒の時間を過ごせて良かったと思われる存在になれたら嬉しいですね。

もちろんスキル向上のためのサポートもしますが、本人の幸せにつながっているかどうかも大切にしています。闇雲にスキルを身につけさせるのではなく、より自由な未来を得るために必要な考え方を一緒に深めていくイメージです。

最近では1on1で『競争の戦略』という本で提唱されているフレームワークを用いながら、現在の仕事に活かす方法を一緒に探っています。

※『競争の戦略』
アメリカの経営学者マイケル・E・ポーター著。競争優位を築くための経営戦略論として「コスト・リーダーシップ戦略」「差別化戦略」「集中戦略」という3つのパターンをフレームワークとして提唱している。

──これからチーム力をさらに強化していくために、どんな方を求めていますか?

こだわりがありながらも、状況に応じた柔軟性がある人ですね。

個人的にも物事を追求していきたいタイプではあるので、こだわりは非常に重要だと思っています。ただチームとして働く以上、柔軟性をもってその時々に必要な地道な改善に一丸となって向き合う姿勢も大切です。

そういった方とぜひ一緒に働きたいですね。


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