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なにから始めるか悩んだら読みたい、とあるラーメン屋の話

世界的な起業家コミュニティ
Startup Weekend

その新潟県コミュニティである
Startup Weekend Niigata

じぶんがこのコミュニティ活動に取り組んで7年になりました。

いまでは本部の認可を得たファシリテーターとして、Startup Weekendのブランド・目的・起業体験プログラムなどを正しく伝えるべく、イベントの進行を務めたり、そこで知り合ったいろんな起業家の卵たちと日常的に交流を重ねています。


つい昨日も、コミュニティメンバーのひとりからたくさんの地酒が贈られてきました。

なかには手紙も。

さっそくお礼のメッセージを送ったら、イベントで知り合った仲間どうしでその後もミーティングを重ねているらしく、そのひと自身にとっても自宅と職場以外に活動の場ができて楽しい!という返信がありました。


こんなとき、Startup Weekendをやっていてよかったと思います。

そしてこれからも続けていこう、というやりがいにもなります。


わたしがStartup Weekendに取り組む理由は、この記事にまとめてありますけど、実際に起業する/しないにかかわらず、人生においていろんな選択を迫られるとき、起業家精神や仲間が必要だということ。

Startup Weekendに取り組むことで、それらの必要な要素が手に入ります。

それが自分の人生を楽しくすることにつながります。


そういえば

「ハルさんって隠居しているのに、なんで地方で起業家を生むような活動をしているんですか?」

と、よく聞かれます。

要は、起業家精神あふれる愉快な仲間たちと出会い、共感しあい、いろんな展開を生むことで、じぶんの人生が楽しくなるから、なんです。


さてさて、本題に入るのが遅くなりましたが...

とあるラーメン屋の話です。

これは、じぶんがイベントでファシリテーションをするとき、何から始めたらいいかわからないという参加者によく話す物語なんですけど。


* * * * * * * * * * * * * * *


あるところに、ラーメン屋を起業したいというひとがいました。

ラーメン屋を開くとなれば、一般的に考えると、事業計画書を作って銀行などから融資を受けたり、家賃を払って物件を借りたり、必要な調理設備をたくさん整えたりと、いろんな壁があります。


だけど彼にはお金も技術も何もなかったんです。


...そこで彼は考えました。

「あれこれ無い物を欲しても仕方ない。まずはできることからしよう!」

彼は《ホームパーティー》を開くことにしました。

まずは知り合いから声をかけて、はじめはたった3人だけが集まった小さなホームパーティー。

彼はスーパーマーケットで買ってきた袋麺でラーメンを作り、仲間たちに振る舞いました。できるだけ美味しく楽しく食べてもらうことを考えて。


そしてそのホームパーティーの規模が少しずつ大きくなっていきました。

最初の3人が、さらに仲間に声をかけて...少しずつ、ほんとうに少しずつ参加者が増えていったんです。


しだいにホームパーティーの参加者のなかから

「塩ラーメン作ってみてよ」

「調理器具が余ってるから使ってよ」

いろんな意見や支援が集まるようになりました。


彼はとても嬉しくなり、ますますラーメンづくりにのめりこみ、その技術は見違えるようによくなっていきました。


そして、ついに。

「わたしの持っている物件、好きに使っていいよ」

そんな声も。


ある日、転機が訪れました。

「きみのラーメン、とてもおいしいんだけど、ちょっとその腕前でパスタを作ってみてよ」

そうしたらどうでしょう。

ラーメンづくりの技術を応用したパスタは、ビックリするくらいおいしかったそうです。


けっきょく、彼はラーメン屋ではなく、パスタ屋をオープンすることになりました。

そしてそのお店は、これまでホームパーティーに来てくれた仲間たちの支援もあり、地域一番の人気店になったのでした。


というお話です。

さて、みなさんはどう感じましたか?


わたしは、この物語には2つの大きな教訓があると思います。

まずは、できることから小さく始めるということ。

それによって想定外のことが起きる、つまりブレイクスルーが生まれるということです。


はじめからあれこれ計画して始めたラーメン屋がつぶれることはいくらでもある話だと思います。ならば計画にどれほどの重要性があるでしょうか。

まずは始めること。

小さくてもいいから。

じぶんにできることを。


Startup Weekendは、そのことをわたしに教えてくれました。

そうして出来たひとつが「ギルドハウス十日町」だったんです。

みなさんも、なにかひとつ、できることから始めてみませんか?

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40代で隠居に。 住み開きの古民家「ギルドハウス十日町」ギルドマスター。
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