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【管理職研修】あなたはいくつ当てはまる?”管理職あるある”に陥る前にできること

こんにちは。本日も読んでくださりありがとうございます。

我々WeNeedは人材紹介事業に加え、企業向け研修も行っています。
人材不足が進む中、いかにして人を採用するか、そして継続して働いてもらうか。全ての企業において共通であり、喫緊の課題なのではないでしょうか。

今回のお客様は福祉施設を運営している方から。
運営している施設職員の離職に対する問題意識より、研修を依頼いただきました。

国内外での福祉施設の立ち上げを行い、酸いも甘いも体験してきた弊社代表松尾が、福祉施設の管理職の皆様に向けてわかりやすく、研修を行いました。

zoomで研修を行いました

今回は、その研修の内容を一部紹介します。


まずは管理者の役割とはどういうことなのか、管理者のよく陥りがちな問題から深堀りします。

”管理者あるある”として代表的な例は以下のものがあげられます。

管理職あるある

①嫌われたらどうしようと不安になる
②部下の成長を待てず指示したくなる
③つい、実務をやりたくなる
④部下に退職されるのが不安になる

”管理者”という立場でなくても、家族や小さな規模の関係でもこういったことはよく起こりますよね。
私が考える管理者の役割とは、スタッフの成長を促して、チームの成果を最大化することです。
スタッフに寄り添いすぎると本来の役割を発揮できなくなるので、適度な距離を保つことがとても重要です。

そこで、この”管理者あるある”に陥らないようにするために4つのアプローチを提案しました。

1.言語化されたルールを作る

自由な職場と聞くとポジティブなイメージを持つかもしれません。しかし、自由だけ与えられると人はするべきことを見失い、自発的に動けなくなります。ルール作りは人を縛る目的ではなく道筋を立てることになるので、スタッフが働きやすくするためにもルール作りは非常に重要です。

2.上司と部下の関係を明確にする

スタッフと管理者では立場は異なります。
仲良くなりすぎると上長に対して、部下と同じ立場を取ってしまうことがよく起こりますが、あくまでも管理者は中間管理職としての立ち位置を守る必要があります。
管理者として部下に指示するときは、指示を具体的にすること。
また、仕事を渡すときに”お願い”するのではなく、しっかりと”指示”することも大切です。
部下と上司は、会社という組織の中で役割の違いがあるだけなので、その与えられた役割の中で指示をすることは悪いことではないと考えています。

3.数字にこだわり会社の利益を追求する

スタッフに寄り添いすぎて、利益度外視になってしまうと組織が傾いてしまいます。
同じ船に乗るスタッフたちを食べさせていく、という気持ちはその組織のリーダーだけでなく管理者にも必要だと考えます。
また、自分が所属している組織、そこから発生する給与があるから皆さんの生活が送れているという点を忘れてはいけません。
組織の利益にために自ら貢献していく意識は常に必要です。

4.スタッフに成長の場を提供する

スタッフの皆さんが働く理由は人それぞれあれど、働くことで自分ができることが増えた、という成長の実感があると、人はより働く喜びを感じることができます。
この、スタッフの成長を支えるのが管理職の仕事ではないでしょうか。
困ったときは親身に相談にのる、または違った形で支援することで成長の機会を作って任せてみてはいかがでしょうか。

支援の一例として、例えば自分自身が事業を広げるようなことをしてチャレンジする姿をスタッフに見てもらうのは大変有用だと感じています。
例えば、私自身youtubeチャンネル解説だったり、新しいことを始めてたりしています笑。

管理職の役割

最後に

人手不足のこのご時世、とにかく一度採用した人材を手放さないということは非常に重要です。
その中での管理職の役割とは、スタッフに成長してもらい、自己実現の手助けをし、成長したスタッフとともにチームとして最大の成果を出す、ということだと思います。
みなさんの施設での離職率低下にお役に立てたら幸いです!

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info@weneed.jp(担当:佐々木)
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