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30まででいい

人生は30まででいい。30歳でさよならの予定。

こんなセリフを我が子に言われたら世の親御様、どう思います?

なんて言い返します?


帰省中の大学生の息子が言いました。

テレビを見れば、老後資金が心配だからニーサ始めました、

と結婚も子育てもすっ飛ばして20代の社会人が言う。

30まででいい、なんてあなたをこの世に生んだ者として、この世がそんな気持ち

にさせているなんて悲しい、そして複雑な気持ちになります。


自分が20代の時には、未来は見えないしわからないけど、今を必死に生きていた

し、なんとかなるんじゃない、と先を楽観していました。皆そんな感じでした。

なにしろ得られる情報がとても少なく、世の中をなんとなくの雰囲気や空気で掴

み何事もあまり自分ごととして捉えていないカラカラな私でした。

今のZ世代は、物心ついたころには多種多様な情報を得られる環境になり、大人の

世界を鵜呑みにちょっと世の中を分かりすぎているきらいがあります。

冒頭、息子が言った後、タイムリーに大谷選手の結婚相手の写真公開があり、

息子が携帯を見せてその情報を教えてくれました。


「自分1人を満たすだけの人生としては人間30歳が一つの目処なのかもね。自分の

能力が認められて欲しい物が大体手に入れられる人生を送ってそれで人生満足か

というと、不思議なもので、今度は与える側になりたくなるものよ。大切な人の

ために生きたくなる。誰かの支えになり、誰かに支えてもらいたくなる。

人って漢字のように。それが今後の生きていく活力になっていく。

大谷選手もそうじゃない?」


情報過多の昨今だけど、本質的なことは大昔から何一つ変わっていないのでは

ないかな。

相変わらず余計なことを言ってしまった羊です。


日々是感謝 羊


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