文章をスッキリさせたいなら

【編集】文章をスッキリさせたいなら「動詞の単語化」

文章をスッキリ書きたいけど、なんか長くなってしまう…
もう少し文字数を削りたいけど、どこを削れるかわからない…

編集者さんやライターさんなら、一度は通ってきた悩みだと思います。
その悩みに対して、それぞれがそれぞれの方法でアプローチし、解決してきたことと思います。

もちろん僕も色んな方法でスッキリ化を試みますが、今回はその一つをご紹介します。

題して、「動詞の単語化」です!

動詞の単語化とは?

読んで字のごとく、「動詞を単語にする」ことです。

たとえば、このような感じ。

達成する→達成
縮小する→縮小
依頼する→依頼

これら3つはすべて「する」が取れて2文字短くなっていますね。
他にも、単語化できる動詞は多くあることでしょう。

では、文章の中でどうやって活用するのか?
事例をもとに紹介していきます。

動詞の単語化をどう活用するの?

実際に僕が編集した文章を、少しだけもじったものを事例に紹介します。

このような文章があったとします。

Aを実現するために必要なBはCです。

パッと見特に問題なさそうですね。
実際問題はありません。

でも、「どこかを短くしてスッキリさせたいんだよなー」と思ったとき、この一文が対象になります。

注目するのは、以下の太字の部分。
ここを単語化しましょう。

Aを実現するために必要なBはCです。

Aの実現に必要なBはCです。

ここでは、「実現する」を「実現」に単語化しました。
たった4文字ではありますが、編集の世界ではこの4文字削ることがどうしても必要なときがあるのです。

このように、動詞を見つけたとき「単語化できないかな?」という視点で見ると、文章をよりスッキリさせることができるでしょう。

どんなメリットがあるの?

この動詞の単語化には、いくつかのメリットがあります。

■文章がスッキリする

再三書いているように、文章がスッキリします。

紙媒体の編集経験がある方ならわかると思いますが、どうしても文章を短くしなきゃいけないときがあるんですね。
一つの段落で数文字だけはみ出てるとカッコ悪いので、そういうときは頑張ってどこかを削らなければなりません。

上に例であげた文章が仮に紙媒体に書かれていて、かつ数文字はみ出ているとしたら、動詞を単語化することでスッキリ収めてあげることができるのです。

■主語や述語が明確になる

動詞を単語化することのもうひとつのメリットは、主語や述語が明確になることです。

例の文章は、パッと見主語と述語が何なのかわからなくなります。
一文の中では一主語一述語が基本ですが、2つや3つあるように思えなくもありません。

ですが、動詞が減ることで、少なくとも述語が一つ減ってくれます。
それにより、その述語にかかる主語が何なのか?と考えると、主語も一つに絞られてきますね。

このように、主語と述語を明確にする効果もあるのです。

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「動詞の単語化」ができるようになると、ライティングの時も文字数がかさばらずに済みますし、編集の時も文章全体をスッキリさせやすくなります。

「もうちょっとスッキリさせたいんだよなー」と迷ったとき、ぜひご活用ください。

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