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国産小麦?国内製造と国産の違い

2歳の娘があるときから小麦製品を食べるとアレルギー反応を起こすようになりました。

私は元々大腸の病気をしていたこともあり、我が家ではほぼグルテンフリーな生活でした。たまーに有機小麦・添加物不使用のクッキーやパンを頂くくらい。

だんだんと年齢が大きくなると周りのお友達も食べられるものが増えてきて、小麦製品をみんなで食べる機会もでてきました。

お友達との付き合いの中では、普段家で食べていないものでも絶対ダメ!とはしていなくて、欲しければ食べてみたらいい。というスタンス。子供に任せています。

でも添加物や化学調味料を食べ慣れていないからか、舌が痺れたり美味しくないと感じるそうで1口食べて味を確認したら食べるのをやめています。
味覚って人それぞれ感じ方が違うからおもしろいな〜と思います。

そんな機会が増えてきて、明らかに【外国産小麦】を少しでも食べると咳が止まらなくなり嘔吐をしてしまうようになりました。

国産小麦では大丈夫なのに。

ごく少量でも毎回繰り返す娘のアレルギー反応をみて外国産小麦が原因の可能性があることがわかり、大人の私たちも怖くなりました。



それから小麦製品の産地を確認するようになったわけですが、

裏面の食品表示ラベルには


「小麦(国産)」
「小麦(国内製造)」の表示ばかり。


これは消費者が迷いますよね。


これ、どちらも国産小麦ではない可能性が高いのです。



食品表示法では、

国産小麦を51%以上使用すれば【小麦(国産)】と表示して良いのです。

つまり、

「小麦(国産)」は国産小麦も外国産小麦も混ぜている可能性大。
国産小麦と外国産小麦がどれくらい混ぜて作っているかわからない。
ということです。


そして「小麦(国内製造)」は、
外国産小麦か国産小麦を国内で製粉して、その小麦粉を使っています。
という意味。ほぼ外国産小麦。


じゃあいったい国産小麦100%はどうやって探すのかというと


商品のパッケージに

「国産小麦100%使用」や「国産小麦使用」

と書かれた場合は国産の小麦が100%使用されていることになります。

国産小麦使用とパッケージに表記する場合は、何%使っているのかを明記することが食品表示法で義務付けられているのです。

また、国産小麦100%使用の場合のみ、%を省略して良い。と定められています。


外国産小麦は国産小麦と比較しても安価です。なので値段であきらかに違うことがわかります。


メーカーからすると、高い国産小麦をわざわざ100%も使っていたらアピールしないわけないですよね。

なのでパッケージに書かれていない限り、原材料名の国内製造や国産の表示は外国産小麦と思って間違い無いでしょう。


表示例を以下にまとめると、

①小麦粉(アメリカ、オーストラリア)
→アメリカ産小麦、オーストラリア産小麦を重量割合順で使用した小麦粉

②小麦粉(国内製造)
→国内で製粉された小麦粉(外国産もしくは国産)

③小麦粉(小麦(国産))
→国産小麦を100%使用した小麦粉 
 もしくは国産小麦を51%以上使用、残りは外国産小麦粉

④小麦粉(北海道産)  
   →北海道産小麦を100%使用した小麦粉 
   もしくは北海道産小麦を51%以上使用、残りは外国産小麦粉



なので裏面の原材料は上記③か④のもの、
またパッケージに「国産小麦100%使用」や「国産小麦使用」
は確実に国産小麦の製品になります。


食品表示法の闇はまだまだ沢山あります。笑


調べたり、いちいち商品の裏見て買い物したり、
オーガニックスーパーでも、えーこれ入ってるのかーと絶望したり笑
気にし始めたら買い物でクタクタになります。笑


そんな方多いだろうな〜と思い、
裏を見なくても安心して買えるお店があったらいいなとAoを立ち上げました。


忙しいママの味方になれるように、子供向けのラインナップも増やしていきたいと思います。

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