仙骨のセルフ調整

前回までは腸骨の3次元のそれぞれのセルフ対処法、そして仙骨の矯正法について解説してきました。

今回は仙骨のセルフ調整法について説明していきます。

腸骨をある程度矯正すれば仙骨も連動して稼動し動きはつく為、仙骨については側屈変位の簡易な矯正法を前回までで説明していますが、いざ疼痛が強くなった時、というよりも違和感が出てきた時や日頃から仙腸関節の動きをつけるために行ってほしい調整法として捉えて頂けたらと思います。

両手で拳をつくって、仰向けの体勢からその拳を仙骨の下に入れます(図1)。

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              図1 拳をつくる


拳は固定したままで両膝、股関節を屈曲、ゆっくり上下左右に両脚を動かします(図2~3)。

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           図2 拳を仙骨の下に入れる

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             図3 両脚を動かす

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              図4 前後左右に


数回行うことで仙腸関節の可動性が増します。


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