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【教育記事:16ページ目】家庭学習の重要性!

こんにちは!たくさんある記事から見つけていただいてありがとうございます!今回の記事では、家庭学習の重要性について2つの観点からお話ししようと思います♪


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【教育note】では、私が学習塾にて指導してきた生徒たちから学んだことを、発信していきます。

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家庭学習、小中学生のお子様をお持ちの方はどれくらいさせることができているでしょうか?
ここ数年、家で勉強をする小中学生がかなり減ってきているように思いますので、ほとんどの方が「家で勉強なんて。。。」と思っているのではないでしょうか?

なぜ、最近の子が家で勉強しないのかについては話が逸れるので別の記事で書こうと思います。

では、家庭学習の「重要性」について触れていきます!

家庭学習の重要性その①
【自己肯定感が育つ】

自己肯定感という言葉はよく耳にするのでご存じの方も多いと思いますが、簡単にいうと「自分を肯定する感覚」です。そのまんまですが(笑)
この自己肯定感が高い子は、学校の授業などでもよく発言したり積極的に前に出たり、手を挙げたりします。逆にこれが低い子は、学校の授業中、「先生にあてられたらどうしよう。」「間違えたらどうしよう」と消極的な行動が多くなって、十分な経験値を得られません。

自己肯定感が高い子は、褒められたい!という欲求であったり、自分で自分を認めることができるので、自分のために結果を出すための行動をとります。わからない問題があれば質問にきます。授業中でも聞きます。もし、変な質問をしてまわりに笑われたりしても、気にしないので、そこで指摘されたことを受け止めて成長します。そうでない子は、笑われたりすると怖くなったり、勝手なマイナス思考で行動しないまま終わります。

自分のことは好きですか?と質問されて、好き!と即答できる子は、ほぼ100%の確率で学力が高いです。

このとてーーーも重要な自己肯定感が、なぜ家庭学習で育つのかというと、学校で褒められる回数が増えるからです。

例えば…小学2年生の生徒を想像してください。名前をタロウ君とします。
タロウ君は学校で九九を習い始めました。2の段から始まりました。来週の授業で2の段を言うテストがあると先生に言われました。家に帰って親に九九のテストがあるということをタロウ君は伝えました。

テストに向けて、2の段の特訓が始まりました。2の段を覚えきったので、次は3の段にチャレンジしようと親が提案して、3の段も覚えて学校にタロウ君は行きました。

タロウ君は2の段を詰まることなくスラスラ言えました!学校の先生が褒めました!まわりの友達もすげーと反応しました!
みんなのテストが終わった後、3の段を習いました。そこでタロウ君は3の段も覚えた!と言います。先生は、本当に?言ってみて!といい、タロウ君はこちらも上手に答えました!タロウ君はうれしくなって、家に帰って、4の段の練習を要求しました……。

というようなことが起こると思いませんか?
逆に、家でも全く練習をしてこなかった子たちは、テストに合格することができず、できている子を見て落ち込んだり、他の子が褒められているのを見たりして、やる気がなくなったり、自分はできないと思ってしまうのです。
今の時代だったら、「子どもが落ち込んで帰ってきたのでテストはしないでください!」と言うような保護者の方もいるかもしれませんが。。。汗

小1の間に九九を覚える子や、学校の授業で習う前に九九をマスターしているタロウ君の同級生だっているはずです。そういった子たちは、勝手に教科書を開いて勉強したとは考えられません。すべて保護者の方のおかげなのです。

小学4年生の授業をしていて毎年、こういった保護者の方の取り組みでの差を感じることがあります。「都道府県」です。小4で都道府県の漢字テストをする学校が多いと思います。

私は、中学生になってからも大切な知識ですし、小4にはしっかりと練習させます。初めて教えるときは、地方ごとに分けて漢字もしっかり書かせて教えます。都道府県パズルをさせて形や位置も定着させます。

北海道!沖縄!大阪!など、自分の住んでいるところや目立つような都道府県名は知っていますが、本当に無知な子もいます。でも、場所も名前も漢字も書ける子もいます。そういった子たちになんで知ってるのかを聞くと、
「家にポスター貼ってる!」とか「パズルをよくやってた」などと言います。これも家庭学習のうちのひとつだと思います。この子たちはタロウ君と一緒で、学校の授業でヒーローになって自信がついていきます。

小学生時代はこういった取り組みをどれだけするかで成績に違いが出てきます。中学生になっても同様で、予習をさせるだけで、学校の授業が少しわかったり自信がついたりするはずです。

家で子どもたちが勉強しない理由の一つがスマホ問題です。小学低学年でも所持している子が増えました。とても大事な時期に、動画やゲームに時間をとられすぎると、自己肯定感やその他の大事なスキルを身につけるチャンスを逃します。

家庭学習の重要性その②
【勉強が日常生活の中に入る】

表現がよくわからない感じになっていますが、勉強が嫌いな子や勉強をしない子、学力が低い子に共通して見られるのが、「勉強」というカテゴリが、その子にとって「非日常的」なものとなっていることです。

学力が高い子は、幼いころからの保護者の方の教育によって「勉強は大変やし好きではないけど、やらなければいけないことだし、自分のことだから、なんやかんや文句は言うけどやらないと!」という感覚をもっています。
「勉強」というものはその子にとって必要なことなので、日常の中に組み込まれているのです。なのですべての事象がその子にとっての学びになります。だからそういった子たちは語彙力も豊富で、思考力も身につくし、学びに対して貪欲です。

「勉強を日常生活の中に入れる」ためには家でも勉強する時間を設けないといけないと考えています。家で勉強する時間を強制的にでも作っていかないと、子どもたちの中で【家は勉強する場ではない】という感覚が身についていきます。確かに自宅は「勉強する場」として存在するわけではありませんが、学習空間をしっかり作ってあげて勉強する時間をとってあげなければ子どもは自ら勉強はしません。
スマホ・ゲーム問題をまた出しますが、それらをやる前に30分でも勉強させるなど工夫をして、家でも勉強する習慣をつけてあげてください。
そうしないと、本当に勉強をしないといけない時期(中学生の定期テストや、高校入試勉強など)になったとき親子共々後悔することになります。

塾の先生という立場なので、小学生も中1・中2生にも高校受験生になったときのことを考えて指導しています。「まだ小学生だし」「まだ受験まで1年あるし」といった感覚でいると、子どもも同様の感覚になります。

スパルタ的に勉強ばかりさせる!とか部活も遊びもやめて勉強だけしなさい!というわけではなく、「勉強」という行動を子どもに意識させるためにも家庭学習を取り入れていってほしいと思います。
保護者の方が勉強を教えたり、何をさせるかを考えたりする必要はありません。勉強という行動をさせるだけでいいのです。「勉強を教える」のは小学校や中学校、または私のような塾の先生の仕事なので、そこは任せてください。

親:勉強しなさいよ~。
子:わかってる~

このやりとりではやらないです。具体的に時間を決めるとか、させたいときに声をかけるのではなく、前もって伝えるのが効果的です。(明日休みやし、テストも近いんやからちょっとでも勉強しようや。など)
子どもはよく、やろうと思ってたのに親に言われたらやる気なくす。という意味のわからないことを言います(笑)

強制的にやらせたあとでも勉強したという行動を褒めてください。もし、自発的に勉強していたらもっと褒めてください。それで自然と自分で動き出したりします。
言うことを聞きづらくなってきている反抗期の中学生に対しては、機嫌のいいときを狙うなど工夫も必要だと思います。(笑)

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