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Weekly Follow-up

2023年7月29日

こんにちは!

 高校野球の地区予選が各地で行われ、続々と甲子園出場校が決定しています。一方で、球数や日程などの問題に酷暑が加わっています。神奈川県大会では、選手だけでなく審判も足が攣ってしまいました。最近では現役プロ野球選手だけでなくOBからも甲子園大会のあり方について提言がなされており、改めてそれを考える時機なのかも知れません。

 以下は、筆者の独断と偏見で選んだ1週間を振り返るにあたって押さえておきたい5本のニュースです。


秦剛外相解任

 全人代常任委員会は秦剛外務大臣を解任する決定を下した。後任には前外務大臣の王毅政治局員が就任する。秦氏は先月25日のロシア外務次官との会談を最後に動静が途絶えていた。また、イギリス外務大臣との会談がキャンセルされる等、外交に支障がでていた。

衝撃のKO

 ファイトマネー合計が史上最高額10億円という井上尚弥とスティーブ・フルトンの一線は、井上が8回TKOで勝利した。これでWBCとWBOの二冠に輝いた。試合後、井上は来日し観戦していたWBA、IBF統一王者のマーロン・タパレスと年内の対戦を望んでいると表明しタパレスもこれに応じていた。井上の戦績は25戦25勝(22KO)となった。

全国で最低時給1000円へ

 2023年度の最低時給について中央最低賃金審議会の小委員会が開催され、物価上昇や春闘の結果を受けて、全国の最低時給を1000円超の額に設定することが分かった。これが実現すると現行の961円から4%超の引き上げとなる。

止まらない余波

 ビッグモーターは保険金不正請求問題を受けて会見を開いたものの副社長(社長の息子)釈然としない弁明に終始した。また、監督官庁である国交省も聞き取り調査や抜き打ち検査を実施し、併せて、消費者庁長官も内部報告をもみ消した疑いについて「非常に大きな関心がある」と述べた。更に、損保各社も従業員を出向させながら不正を見抜けなかった問題で金融庁は報告を求めている。

世界の金融政策

 今週は世界の中央銀行が相次いで会合を開いた。FRBは2会合ぶりに25bpsの利上げを決定した。労働市場が逼迫していることや景気減速が限定的となっていることから年内の利上げ停止は否定した。また、ECBは9会合連続の利上げを決めた。ユーロ圏の物価は依然として高いものの景気減速が見られ利上げ停止の時期が焦点になっている。大トリは日銀でYCCの柔軟化を決定した。株式市場および為替市場は共に乱高下し、市場参加者が予想していなかった決定の影響を窺わせた。

それでは皆さん良い週末を!

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