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Weekly Follow-up

2023年12月23日

こんにちは!

    種子島に鉄砲が伝来したのが1543年で当時はアフリカの南端の喜望峰を経由していました。そして480年後の2023年イスラエル対ハマスの影響が、多くの分野に波及しています。日本郵船が運行する船舶がフーシ派に拿捕されて以来、紅海周辺では緊張感が高まり同海域を回避する動きが広がっています。石油メジャーのBPやIKEAなど多業種が紅海を回避又は運行停止を決めました。世界的にインフレが緩和してきている最中での今回の事案は、再び私たちがインフレについて考慮する必要性を生じさせたかもしれません。

    以下は、筆者の独断と偏見で選んだ1週間を振り返るにあたって押さえておきたい5本のニュースです。


山本由伸ドジャースへ

    オリックスの山本由伸投手がロサンゼルス・ドジャースへの入団が決定した。12年総額463億円となった。これは日本人投手とし田中将大投手を抜いて最高額の契約となった。ドジャースには先日、大谷翔平選手も入団しており注目度が高まっている。

ダイハツ出荷停止

    ダイハツ工業は車両承認試験において34年間に不正があったことを発表した。これによりダイハツは全車種の出荷停止を併せて発表した。不正を受け国土交通省はダイハツ本社への検査を実施し事実関係の精査をおこなっており、生産再開の見通しは立っていない。

強制捜査に着手

    東京地検特捜部は安倍派と二階派の事務所に対して政治資金規正法違反の疑いで家宅捜索を行った。また、特捜部は複数の安倍派の幹部に対して任意聴取を要請したことも分かった。東京地検特捜部は全国から応援を集め、資金の流れについて実態解明を進めている。

現状維持

    日本銀行は政策決定会合を2日間にわたって開催し、現状の大規模金融緩和を維持することを決定した。会合後の記者会会見で植田総裁は2%の物価目標の達成が現実味を帯び始めているものの賃金と物価の好循環が強まっているかは慎重に見極める必要があるとの認識を示した。

日本製鐵USスチール買収

    日本製鐵は米鉄鋼大手USスチールを約2兆円で買収すると発表した。発表直前の株価に約40%のプレミアムを乗せての買収となる。ただ、USスチールの労働組合は買収に反対している他、ホワイトハウスのブレナード NEC委員長も「厳格な審査」をする旨を発表している。


それでは皆さん良い週末を!

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