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Weekly Follow-up

2024年2月17日

こんにちは!

 日経平均株価はバブル期につけた最高値を更新する勢いが続いています。新NISA効果や海外投資家が積極的に買っていることが背景にあると考えられます。一方で、日経平均株価の歪みも出ています。日経平均株価が1,000円超上昇した日の同指数への寄与度の内3分の1以上が東京エレクトロンによってもたらされました。指数は上昇していますが、銘柄選定が自身の資産を増加させるポイントになりそうです。

 以下は、筆者の独断と偏見で選んだ1週間を振り返るにあたって押さえておきたい5本のニュースです。


予想外の景気後退

 国内総生産(G D P)が予想に反し2四半期連続でマイナスとなり「テクニカル・リッセッション(景気後退)」となった。実質賃金がマイナスとなっていることから財布の紐を絞ったことが影響した。市場関係者は今年中に日銀が金融政策を正常化させると予想しているが、予想外の景気後退に日銀の動向に注目が集まっている。また、日本の名目G D Pは円安の影響を受けて56年ぶりにドイツに世界3位の座を奪われた。


再び軌道に乗る

 新型ロケット「H3」2号機が種子島宇宙センターから打ち上げられ成功が確認された。2回目の挑戦となりJ A X Aの職員は緊張の面持ちであったが、小型衛星が軌道投入に成功したとの知らせに感極まる職員もいた。新型ロケットはH2Aよりも50億円程度のコスト削減を目指す。これにより日本の宇宙プログラムが再び国際競争力を取り戻すことになった。


停戦交渉打ち切り

 イスラエルはハマスとの交渉を打ち切ると発表した。ネタニヤフ首相は14日、エジプト首都カイロで実施されているハマスとの停戦交渉を打ち切ると発表した。同日ネタニヤフ首相は打ち切りの理由として「ハマスの妄想的な要求には屈しない」と声明を出した。


波紋を呼ぶ発言

 トランプ前大統領のN A T Oに関する発言が波紋を呼んでいる。トランプ前大統領は支持者集会で十分な軍事費を負担しないN A T O加盟国を「防衛しない」とした上で「ロシアに攻撃を促した」と発言した。この発言に対してホワイトハウスを始め、N A T O加盟各国の首脳が反発している。


ナワリヌイ氏死亡

 ロシアの反体制派のアレクセイ・ナワリヌイ氏が刑務所で死亡した。ロシアの国営メディアはナワリヌイ氏の死亡について「血栓症だった」とした。散歩直後に体調を崩し、救急隊が心肺蘇生を試みるも死亡した。ロシア各地では、市民がナワリヌイ氏の死を悼んでいる。


それでは皆さん良い週末を!

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