【リノベ備忘録】壁メンテの資材が届いてしまった

 作業を前に進めないといけないというのは分かっているのだが、またあのサンディングで全身粉粉になるというイメージが脳内から剥がれ落ちないので、なかなかやる気にならない。

というより、そういう気持ちを隠して、資材が届かないからできないなー、というポーズを取っていた。カナメに対して。

届いたがな、全部(汗)。

ほら、今は色々とアレな時期だから、在庫が尽きちゃったり、お店でも対応バタバタなどで大変な時期だと勝手にお察ししてたんですけど、思いっきりフツーに届いたわ。

建築資材系のものは何でも揃う某ネットショップでは、防塵マスクとゴーグルを購入した。我が家には、新品が数個と自分で洗って干してリサイクルしようとしている3個しかないし、前回使ったゴーグルは表面が傷だらけで視界が悪くなっているので新調した。脳裏に「ゴーグルも手に入らなくなるかもしれないから、ちょいと余分に買っとくか」というセリフが見えたので、プラスボタンをクリックして、個数をポンポンと上げていたら、「お一人様一個まで」という文字が表示されて数字が動かない。

はっ。

私とカナメの二人で2個買おうと思ってたのに。他のゴーグルをクリックしてみると、「お一人様2個まで」となっていた。

人間って愚かよね。必要なのはもう1個なのに、「お一人様2個まで」って書いてあったら、なぜかマックスの2個まで買おうとしてしまう......orz

その時になぜか「私とカナメの二人なら、2の倍数でないとおかしい」と何の根拠もない数字を出してきて、結局4個購入してしまった。

ゴーグルのバックアップを要するほど、サンディング作業したくない.......。

マスクはないかもなー、と思いつつ見たら、私が持っている3Mの排気弁がついているのはなかったのだけれど、普通の防塵マスク(20枚入り)が売っていたので、こちらも「20枚も使うほどサンディング作業したくない」と思いながらポチった。

そこでふと、気づいたわけよ。

防塵マスクとゴーグルをセットで買う私って、感染症対策って思われる?????

と思ってしまったのだわ。実際は、そう思われようとも別にいいし、いちいちネットショップのお姉さんが「一般Pがサージカルマスクの代用に防塵マスクなんか買ってんじゃねーよっ」なんて思ったりしないだろうに、なぜか私の脳内がザワザワしてしまった。

でね。

小市民だからさ、サンドペーパーも大量に買っちゃったわwww

いかにも「これからサンディングするんで。あ、マスクとゴーグルも要りますよね。ちょっと余分に買っとこうかなぁ」風を装ってしまった。アホすぎる、というか自意識過剰すぎる。

というボケかましまくりの葛藤の結果が、今日届いてしまいましたです。

壁紙屋本舗さんからも、壁用パテ粉と床用のパテ粉、テープ付き養生シートと、大判のロール状の養生シートが届いた。補修用のテープも早々に届いているので、コマが全部揃ってしまった。

もうこれ以上、作業を後回しにはできまい。

意を決して戦地に向かう私。

カナメは80インチのスクリーンにアニメを投影してご満悦だ。

それにしても日本のアニメってサービスショットが多いな。カナメくん、キミはそこで鼻の下伸ばして楽しんでいてくれ。

ということで、まずは大きく開いた壁の穴(というか筋というか)の補修に取り掛かる。壁の補修方法って色々とあって、どれが正解、どれが王道、というものはない様で、多分に作業者の好みによる。私は、過去の経験から、補修用のメッシュテープを使う方法が気に入っている。

前回は、ホームセンターで購入したのだが、意外と価格が高くてびっくりしたので、今回はネットで探してみた。ネットは色々と選択肢があり、量もたっぷりあってコスパの良いものを選択した。

メッシュテープにはノリがついているので、それを穴の大きさよりも大きめにカットして貼っていく。大きさによっては一枚では足りないこともある。テープを貼った部分に、パテをのせて、乾いてからサンディングすると、うまく壁がフラットに仕上がる。これを重ねることで、穴は完全にふさがり、その上に壁紙を貼ると、実にキレイに仕上がる。

この壁をキレイにサンディングすることが、たぶん最終的な壁紙貼りの完成度に大きく影響を与えるものだと思う。

テープをカットして壁に貼るのは、小学生でもできる簡単な作業なのだが、今日の私はえらくバタバタと格闘してしまった。それは、カットした後のメッシュテープのロールを不用意に脚立にのせて、自分は壁に向かってせっせと補修をし、次の場所に移動してメッシュテープに手をかけたところ........

テープの端が迷子になってる.........orz

ということが何回かあったのだ。メッシュテープの粘着性は、そこそこ強固で、ふとした弾みにテープから手を外すと、すぐに端がロールに吸い付くてしまう。ぴったりと着くと、その端を探すのはめちゃ難易度高いのだ!

まず、ビジュアルでは絶対にわからない。だからハサミの刃をたてて、ガリガリガリと一周回してみる。そして逆方向にも回してみる。これで刃にひっかかって事なきを得る場合もあるが、何回もガリガリグリグリやっているうちに、本気で埋没してしまうことがある。

そんなこんなで無駄に時間を使ってしまったりする。

パテの方は、もうかなり慣れたと思うのだが、それでもまだ最適解を得るには至っていない。

パテが固まった後のサンディングは結構面倒だったりするので、できるだけサンディング作業が少なくなるように、フラットになるように丁寧にパテをする方法と、どうせサンディングするのだし、うちにはサンダーのマシンもあるので、パテはそれほど神経質にならずに、とにかくスピード勝負で塗る方法がある。いや、私個人のやり方としてね。

どちら寄りでするか決めた方がいいと思うのだが、気が向いたら丁寧に、ここは塗りにくいからテキトーに、と言う様にムラありありで進めていくので、なんだかいつまで経っても素人の域を出られない気がして、今これを書きながら悶々としている。最適解が知りたいが、私がめざしているのはパテ職人さんではない。そんなことにエネルギー使ってどうする、とツッコム私もいる。

ってか、まだ全然終わってない.......。明日から粉粉をがんばるでよ。

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