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ハンドピックが大事だった!?個人的なコーヒーに関するLEARNING

 ここで一つ、一般Pのワタシが、シニアなうで下がった認知能力の中でなんとなくゲットした珈琲に関する学び(Learning)をまとめておくわ。

1、珈琲は、焙煎数日後から2週間くらいまでの間が、一番美味しい。

 珈琲は鮮度が大事という話を聞くが、それは豆の鮮度ではなく、「焙煎後の時間」である。つまり焙煎後すぐのものを手に入れられれば最高である。そういう意味で、自家焙煎に対するニーズは依然として強い。が、焙煎した直後が最高に美味しいわけではない。つまり一回分の珈琲を焙煎できることに対するメリットは、それほどない。焙煎後すぐに出荷してくれる珈琲豆のネット通販があれば、それを利用すれば問題ないはず。

2、珈琲豆は密閉保存し、焙煎後2週間をメドに冷凍保存。

 珈琲豆を常温で保存できるステキな容器(ガラス瓶など)があるが、紫外線を嫌うのでNGである。大量生産された様な安い珈琲豆については、焙煎後すでに時間が経っていると思われるので、個人的に即冷凍庫送りする。

3、低速グラインダーを使って挽いたものを、すぐに飲むのが良い。

この記事に書かれているように、高速ミルではモーターの熱が豆に伝わりやすいので、低速で均一に挽くのが良いとされていて、私も経験上、そうだと思っている。挽いた豆は、その瞬間から空気に触れ、表面積が多い分さらに早く酸化する。つまり、豆を挽いて粉の状態で保管するのはリスク大。飲む直前に挽くのが最高であるが、それを手動でするのは面倒。

つまり、低速ミルを搭載した全自動コーヒーメーカーを導入するのが、我が家のソリューション。ハンドドリップが面倒でない方は、それが最高かと。

4、抽出は、時間をかけてゆっくりと。できれば最後まで落とし切らない(余分な油が落ちるのを避ける)。

全自動コーヒーメーカーだと、最後の一滴まで落とし切ってしまうのだが、ハンドドリップなら、油が落ち切るのを避けられる。コーヒーメーカーは、多少高額でも、ゆっくりと落とすハイエンドのものが良い

5、面倒でも、ハンドピックすべし。←NEW

昨夜、こんな動画を見てしまった。

 この動画を見て脳内に浮かんだのが、「ノーブランドのCD/DVD」である。ノーブランドのメディアは、大量に入っていても安いが、検証作業をかませていないので、何枚かに一枚はエラーディスクとなってしまう。ブランドものだと検証済みなので、エラーディスクに遭遇することはほとんどないが、その分、価格が高い。

 メディアに関しては、ノーブランドOKの私であったが、飲食物の場合は、味に直結するから、かなりクリティカルかも。

そこで、どれくらい味に影響があるのか、知りたくなった。

昨夜、一人ゴソゴソと、カークランドのハウスブレンド(Custom roasted by STARBUCKS)の豆をバットに広げて調べてみた。

驚き過ぎて、寝られなくなるかと思っちゃったよ(汗)。

エラー豆が多すぎる!!!!!

写真上の柄皿)ハンドピックで弾かれた豆
写真上の右のバット)選別後の豆
写真下)弾かれたエラー豆の接写

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 驚き過ぎて、堀口珈琲のNo4をチェック。エラー豆がない!!!!

 ハンドピック済みってこと?涙出ちゃう。堀口珈琲さん、ありがとう!

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 想像するに、グラム単価の高い豆は、そもそもある程度のピッキングはされているのかもしれない。つまり、カークランドをはじめ、大量生産でパッキングされている格安の珈琲豆に、ハンドピックを求めてはいけないということよ。そこまで求めたら、それは価格に跳ね上がってくるからね。

これはこれで、良しとして割り切って飲むのよっ。

そこで、今朝の私の学びに至るわけだが。今朝、何も言わずに「ハンドピック済みのカークランドハウスブレンド」で珈琲を淹れたわけよ。

何も知らないカナメがどうリアクションするかなと。

カナメ「あ、今日のは美味しいね。堀口さん?」

えっ...........。そこまで???そこまで変わる?そこまで間違うほど変わるの?カークランドの豆を、堀口さんと間違える程?

カナメに種明かしをしたところ、彼は驚いてもう一度珈琲を飲みながら、「あ、いや、堀口さんと同じレベルというのは、言い過ぎかな?」と。

個人的には、「若干の、そう言われてみればそういう気もする」というレベル以上に、味に影響はあった。特にカークランドの豆は、エラーが多すぎで(体感で1割弱くらい)、それだけあれば、味に違いがあって当然。

逆に、安い豆でもひと手間かけると美味しくなる可能性があるというのは、庶民の私にとっては、大きな学びだったので、とりあえずシェアしとく。

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