田舎には地銀しかない.......

 田舎に生活して一番驚いたことは、これかもしれない。

 電車やバスが一時間に一本しかないとか、全国チェーンの飲食店やカフェがないとか、飲食店に二回行けば顔覚えられてるとか.........

まぁその辺りは想像できたことなのだが、まさか。

都銀がない(涙)

私が持っている銀行口座は、某都銀と某ネット口座とSMBC信託銀行(元シティバンク。非居住者でも口座維持可能)だけである。店舗に行く必要があり支店を探してみたところ、自分の住んでいるエリアにはないことが分かった。

え..........

ええええええええええ。

ここ本当に日本???

都銀だよ、都銀。全国展開してないの???

とりあえず県庁所在地に支店があることはわかった。必要があれば行くしかない。県を越えないで行けるところにあったことを、喜ぶべきかもしれない。田舎では都銀ってこんなに使えないヤツなのかよ

そして無料で現金を引き出せる環境すら、うちのエリアにはないことが分かった(涙)。正確に言うと、ある日付のある時間帯だけは提携ATMでの引き出しが無料のこともあるのだが、そんなのイチイチ気にして生活なんてできない。

確かに、リノベや修理の費用をお振込みする際に指定された銀行は、すべて地銀だったよなぁ。

地方に住む人間にとって、現地にある地銀は、数ある選択肢のうちの一つというより、それしかない(正確に言うと数個あるうちの一つを選ぶしかない)ものである。選択の余地などない。わざわざ使えない都銀の口座を開設する理由などない。

地銀は、競争力などないし、そもそも競争力なんて必要とされてもいない。セキュリティを増強する予算があるのかどうかも分からない

だから、こういうことが起こっても、「さもありなん」と私は思ふ。

去年の記事だが、こういうことだ。

この状況で、たとえ田舎に住んでいるといっても、地銀に口座を開設しようという気持ちは一切起こらない。無理無理、である。

ところが、ネット銀行の場合は、コンビニATMで無料で引き出しができる。月あたりの回数制限があるが、キャッシュレスで生活したい私としては、現金を引き出すことなんて月に一回あるかどうか。リノベも完了した今、地銀向けの振り込みが月に何度もあるわけでもなく、一切の不便がない。

若い方で、突然田舎に越してきて、いきなり「都銀の支店がない!!!」とびっくりする前に、今から利便性の高いネット銀行に口座開設して、徐々に資金を移動させておいた方がいいと思うなぁ。少なくともコンビニがあるエリアなら、何とかなるから。

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