【ガーデニング】バラの花びらをどうする問題
バラ沼に突っ込んだまま帰ってこないカナメくん。毎日毎日、飽きもせずに色々とお世話をしている。
日々収穫と洗浄に明け暮れている私には、カナメが何をやっているのか詳細については知らないが、時々コンポストに入れる前の剪定ゴミの一時置き場にしているプランターの中に、バラの枝や花が入っているので、剪定などをしたりしているのだろう。
日々忙しすぎて、それを見ながらも何も気づいていなかった私。先日ようやくカナメがある事に気づいた。
カナメ「これ(バラの花)、めっちゃいい匂いがするんだけど、何かに使えないのかなぁ。毎日捨ててるんだけど。」
私「あああ、それ乾かしてポプリ(potpourri)にすればいいよ。」
カナメ「だよね?そうだよね。オレってバカやなー。全部捨ててたわ。」
私も今気づいたよ。今までいくつのバラの花を捨てていたのかしらん。それを見ながら何も思わなかった私。よっぽどサンチュさんに心を奪われていたのかしら。
彼の話によると、来年度にも大きく育てるためには、あまりたくさんの花をつけさせてはいけないらしく、ある程度の数を残して、潔くカットした方がいいらしい。そこで毎日の様に枝ではなく「花」だけがポコポコと捨てられていたのだ。
ということで、その日から花(花びら)を集めてドライにして、最終的にポプリにすることが決定した。
最初は、このザルに無造作に入れたまま放置していた。乾いたらジップロップ袋に移し替える。
が、コレをやっている間、狭いキッチンの作業台のスペースを取られてしまうし、ザルも使われっぱなし。
ミントさんのドライハーブ化に成功したので、同じ方法で乾かしてみることにしたど。
過去に乾かしたものも一緒に投入したら、すっごく醜くなっちゃったが、まぁまとめてカラッと乾かしてくれい。二段あるのがめちゃくちゃ良い。
改めてポプリってどうやって作るのかなと日本語で調べてみたら、色々な基材が必要だったり、長期間熟成させたりとめちゃくちゃ面倒そうだった(汗)。本家もそうやって面倒なことやっているとは思えずに調べてみたら、やっぱりめっちゃシンプルだった。
とにかくドライするだけ。
それだけでは香りが足らない時には、他のハーブやスパイス、精油等をプラスすれば良し。それらを合わせてジップロック袋に入れて熟成させるなんて話は出てこなかったので、イージーな方法論を採用。
ローズの花は、オリジナルの仄かな香りとビジュアルの色味担当。実際の香りは、大量にある我が家の精油からセレクトすることにした。
Orris root powderを基材として使う方法については、これがオリジナルかなと思う。
熟成させる必要はなさそう。いずれにしても精油なんて所詮「油」だから、空気に触れた瞬間から酸化しちゃう。フレッシュが一番よ。
(ちなみに、高額オイルやベースノートのオイルなどでは、時間が経つほどに香りがまろやかになり、それが熟成と評されて重宝されるものもあるにはある。)
ということで、ポプリを作る基本をざっくりまとめると、
1、バラやラベンダーなどの花を、変色して傷む前に摘み取って十分に乾かす。
2、色味を見ながら、お好みの容器にブレンドしていく。
3、香りになるものをプラスする。(オプション)香りをある程度持続させたい場合は、オリスルートパウダーなどの基材に香りを染み込ませると良い。
ラベンダーをバンバンとドライにして、ポプリにしたいところだが、まだこんな調子(汗)。花が咲く未来が一切見えない。まぁ気長に待つか。
そこそこ乾燥した花びらを、コストコのティラミスが入っていたカップに入れてみた。とりあえずローズ系の香りをセレクト。ちなみにローズって超高額オイルの一つ。ちなみに高額オイル四天王は、ローズ、ネロリ、ジャスミン、メリッサであーる。
動画の中のお庭は巨大で、多彩な色のバラがあちこちに植えられていた。それを歩きながらポンポンと無造作に収穫していく光景をぼんやり見ているうちに、たくさんのバラが咲けばいいなぁと思ったわ。
お庭で咲いたバラをポプリにするのって、ステキだもんね。来年はもっと咲くのかしら?
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