「お一人さま一点限り」で意外と色々と解決する

散々、ネット通販の戦いに挑んでは玉砕して参りましたが。

昨日、アイリスオーヤマのマスク、本日はコストコのマスクと任天堂ストアでリングフィットアドベンチャーを、

無事、ゲット致しましたです!

大喜びの私を前にして、カナメが、自ら分解した電卓を復元しながら、表情も変えずに言う。

「要するに、一般Pだったっちゅうこっちゃ」

知ってるわよーっ!

お一人様一個限りで、一度買ったら一定期間は再購入できないという状況下で、先陣を切って勝利を収めた方々が戦場から消えていって、不戦勝の状況でゲットしたってこと、わかってるって!

しかもコストコなんて、こんな時間になるまで、まだ商品残ってるやんか!

ちなみにカナメは、私がネットで購入した無水エタノールの原液を綿棒に含ませて、せっせと分解した電卓をクリーニングするという、全くもって本来の使い方をしておる。私みたいに精製水で薄めて消毒スプレーにする方が邪道である。まぁいい。

それにしても。

店舗に行ってみても、以前は買えなかったものが「お一人様一点限り」の札がついていると、必ずそこにモノはあるという状況に戻ってきた。そんな簡単なことで、モノは人々に公平に行き渡るのかと考えると、意外と色々なトラブルは人間の知恵で乗り越えられるもんだなぁ、としばし感慨に浸ってしまった。

「ほんっとに、転売ヤーって諸悪の根源かも」と私が呟くと、

カナメ「転売ってビジネスの基本みたいなとこあるやん。安く仕入れて高く売って利鞘稼ぐっていうのは。それを否定していいのかっていうのはあるね。オレは、転売自体は悪くないけど、それをされて困るなら、売る側がそうやって対処したらええやん。店舗側だってバルクで売れてウハウハだったんだよ。顧客がクレームつけたから、後手後手で対処してるだけで。」

まぁ、そりゃそうか。

海外生活が長かったせいか、日本の暗黙のルールに頼る文化には違和感を持つ方だし、何かあったら同調圧力に任せて私刑やむなし、というのも違うなと思うので、店舗側で今の時期だけでも「お一人さま一点限り」で解決するなら、それでいいかな。

ところで、母屋のリフォームは、とりあえず壁紙を全て貼り、できる部分のフローリングと巾木の設置と必要な部分のコーキング作業の途中、といったところである。置き敷きフローリングを張っている最中に、床の一部にボコボコしている部分が見つかったので、作業を止めて大工さんに作業を依頼中。トイレと洗面台の設置、電気工事は来週になったので、この長いリフォーム生活も、もうすぐ終わりだな。

ふぅ、長かったわい。


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