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日本人の力を呼び覚ます石・糸魚川翡翠

皆さまいつもありがとうございます。
5月の初旬のことです。
突然、「糸魚川翡翠が欲しい!」と思い立ち、
翡翠を求めて、糸魚川市までドライブしました。

片道、およそ150キロの旅です。
私は長野県の原村に住んでおりますが、
関東からだと果てしなく遠いイメージの新潟、
真ん中あたりにいるイメージなので、
ワンコと一緒に日帰り往復旅をしてきました。

我が家は以前、白馬の入り口、
大町市によい中古住宅があり、
移住を検討しておりました。

が、ご縁がなく、タッチの差で売れてしまい、
やはり原村とのご縁が深かったのです。

それでも、大町や白馬は訪れてみたい、
と思っていたので、雪が無くなったので、
出かけることにしました。

長野自動車道を安曇野ICで下車し、
そこからはひたすら下道なので、
一度、道の駅白馬に立ち寄りました。

5月連休明けにも関わらず、
気温は一桁で寒い日でした><

道の駅に入る前、佐野坂峠あたりが、
太平洋と日本海の分水嶺だそうです。

気付くと、糸魚川翡翠の川として有名な、
姫川が横に現れ、
日本海側に向けて進行方向に、
エメラルドグリーンの川が流れているのは、
とにかく感動でした。

あまりに美しすぎて、雨もあって、
水量がとても豊富で、
下車して写真を撮りました。

じっと見ていると、
岩もところどころエメラルドグリーンに感じ、
それが翡翠なのかはわかりません。

この雄大なが流れが、
糸魚川まで流れて行く間に、
いろんな形の石になり、
その中には翡翠が今もあるそうです。

途中にあった小滝川ヒスイ峡では、
採取は禁止らしいです。

ますます希少価値が上がる翡翠、
どんな子が待っているのか、
道中ワクワクしてきました。

小谷など、山間の小さな町を抜けながら、
ひたすらトンネルだらけの、
山道を下って行きました。

もうさすがに新潟だろう、と思いきや、
長野県は、本当に縦に長いなと実感しました。

関東地方や静岡県、新潟にかけて、
フォッサマグナという、大地の裂け目にあたり、
プレートの沈み込みがある場所で、
翡翠は形成されるそうです。

あの美しいグリーンは、
大地のパワーがたくさん詰まって出来るとともに、
太古の縄文時代の人達は、
その霊力を知っていたのだろうな、と感じます。

翡翠が再び注目され始めたは、つい100年ほど前、
日本人の意識も再び目覚めよと、
促されているような気がしました。

そんなことを考えながら、
糸魚川市に到着して、
日本海の荒波を目の当たりにしてきました。

糸魚川駅の横にある、ヒスイ王国館へ行き、
暫くいろんな子を眺めてきましたが、
偶然見つけた地元のお店にて、
この子とめぐり会いました。

もっと、美しいグリーンの翡翠も、
お金を出せばあったのですが、
この子を欲しい!と感じたので、
直感に従いました。

お店の人曰く、勾玉よりも最初の、
本来の翡翠アクセサリーの形だそうで、
色合いも、白と緑のコントラストが
糸魚川ヒスイの特徴らしいです。

糸魚川ヒスイらしい子を連れて帰ってきて、
何と言っても、心が落ち着くような、
ゆるっとした優しい気持ちになれるのが、
ヒスイの力なのかな、と感じます。

往復300キロ以上の旅ではありましたが、
百聞は一見に如かずです。

ネットでポチするよりも、
糸魚川ヒスイの素晴らしさを体感し、
大地の裂け目が分かる場所も多々あり、
雄大な水の流れに圧倒され、
日本の国石になったのも納得でした。

いつかヒスイ海岸へ行き、
海岸へ流れ着いた子を見つけたい、
それが次の楽しみでもあります^^

それでは、ありがとうございます。
愛と感謝を込めて Aya


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