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つい言ってしまう「ちょっと待って」 子どもに言わないための工夫

子どもに話しかけられても、何か作業をしていると、つい「ちょっと待って」と言ってしまうことがありますよね。

でも、言われた子どもは「いつなら聞いてくれるの?」「話を聞く気がないのかな」と不安に思っているかもしれません。

私自身も小さい頃、母親に「ちょっと待って」と言われて、「なんで話を聞いてくれないんだろう」と悲しい気持ちになったことを覚えています。

具体的にいつなら話を聞けるか伝える

「ちょっと待って」と言わないようにするために私が工夫しているのは、具体的にいつなら話を聞けるかを伝えること。

「ちょっと」という言葉は、人によって感覚が違います。特に大人と子どもでは感覚が大きく違うと思います。

そのため、具体的に「5分だけ待ってね」「3時になったら聞けるよ」と伝えるようにしていました。
子どもがまだ時計が読めないときは「大きな針が3まできたらね」と言ったり、タイマーを使ったり音楽を流して「1曲終わったらね」と伝えるのも効果的でした。

子どもにとっても明確な見通しを立ててあげることがポイントです。

長い時間待たせてしまう時は

どうしても集中して作業したくて20分以上待たせてしまうような時は、一度手を止め、子どもとしっかり向き合って提案をしました。
「話を聞きたいけれど、今は○○がある。だから〇時まで時間がほしいな」や「何分なら待てそう?」と。
「○時まで待って!」と命令口調で伝えず、大人に交渉する気持ちで接しました。

子どもとまっすぐ向き合う姿勢が大切

大事なのは、向き合う姿勢をみせること。
何度も何度も待たせてしまったときは「さっきはごめんね」「待っていてくれてありがとう」と気持ちを伝えることも大切です。



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