noteで記事を書くときに現れる4匹の妖怪
私がnoteの記事を書くとき、周りには4匹の妖怪が憑き纏っています。
この子たちがまた厄介で、いつも書くのを邪魔してくるんです。
筆が遅くなるのは妖怪のせいなのね。
……何を言っているのだという感じですが、
結構まじめに思っています。
厄介者の妖怪たちをご紹介しましょう。
壱 妖怪モットカケ
もっと書け。
noteの記事はある程度の長さがなきゃだめだ。
最低でも1,200文字くらいは書かなければ……
そう思い込ませてしまう妖怪です。
確かにレポートや論文などで文字数を指定されることはありますが、noteではそんなルールはありません。
でも、学生時代の名残か、1,200文字刻みの文字数にこだわりを持ってしまいがちです。
結果、書くことが億劫に感じられてしまう…
先日、400文字という低めのハードルを設定したことで、気楽に書き始めることができるようになってきました。
書くべき内容があれば、書きたい内容があれば、自ずとボリュームも増えていくはず。それで妖怪モットカケくんも納得してお友達になってくれることでしょう。
弐 妖怪ウマクカケ
上手な表現、綺麗な表現を求めてくる妖怪。
言い回しに対するこだわりが強く、類語や言い換え表現を検索させてくる。
ネットや本で見事な文章にふれると、自分もこんな風に書きたいなと思ってしまう。
その結果、言い回しにばかり気を取られて、肝心の書きたい内容を書けなくなってしまう。
それでは本末転倒。
稚拙な表現だろうと構わない。まわりくどい表現でも構わない。等身大、身の丈にあった表現で書いて、少しずつ文章力を磨いていけば良い。
とりあえず書いてブラッシュアップしていった方が効率が良い。最近は、そう考えるようにしています。
参 妖怪イギアリ
書こうとする一言一言に異議を申し立ててくる。
「根拠は?」「でも、〜じゃない?」
クリティカルシンキングの自作自演とも言えるかもしれない。批判的に推敲することは必要なことだ。
でも、毎度毎度それをしていては、キリがない。
とりあえず書いて、根拠はあとで探しても良いじゃないか。デマや誤報は避けるべきだけど、日々思うことを綴る記事は主観の世界なのだ。
とりあえず書かせてくれ。そもそも反論も反例もない完全完璧な文章なんて書けないんだ。穴だらけかもしれないけれど、後から埋めていくから待っててくれ。
肆 妖怪ソレデ
「それを書いて何になるの?」「何のために書いているの?」
書くことに理由や目的を求めてくる。
いや、書きたいから書いているのだ。それで良いじゃないか。
書きたいことが思いつくということは、無意識にも何らかの意思が働いているとも言える。
仮になかったとしても、いつかどこで役に立つこともある。
好きに自由に書かせてくれ。
以上。
言うまでもなく彼らは私自身が生み出し、身に宿している妖怪たち、
正体は考え方の癖です。
今後、どう付き合っていくかは、私の考え方次第でしょう。
とはいえ、彼らも悪さばかりをしているわけではありません。
妖怪モットカケの力を借りて、より具体的な表現をすることも必要ですし、
妖怪ウマクカケの要求に応じられるように、文章力の自己研鑽に努めていきたいと思います。
妖怪イギアリの質疑に答えられるように、より論理的で説得力のある主張ができるようになりたいですし、
妖怪ソレデが問うように、目的をもって文章を書くことが必要になる場面も少なくありません。
仲良くやっていけたらと思います。
ここまで読んでくださった方も、妖怪のお友達がいらっしゃいましたら、
ぜひコメントで教えてください!
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