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パリの生活情報 在住日本人と、パリの出来事と、実用情報

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2014年5月の記事一覧

巴里不思議<実話>物語

巴里不思議<実話>物語

 A国人はどんな人かとB国人に聞かれたら、誰もが答えに窮するわけで、その国の国民性なんてうまくいえるわけがありません。イタリア人は女好き、日本人は礼儀正しい、アメリカ人はバカで天才だとかいった印象論は、薄く引き延ばした生地みたいなもので、その上に何が乗っているかでまったく違う料理=ピザ=人間になります。フランス人はどんな人かなんて、ぼくはわかりません。

 だからといって、このnoteで、幸福指数

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不法侵入→建物を占拠→ここ、もうオレん家ですから!

不法侵入→建物を占拠→ここ、もうオレん家ですから!

 誰も住んでいない建物に侵入して占拠し、ここは俺のモンだと主張して、家主や警察を蹴散らし、最終的には行政に認めさせて自分たちの巣にしてしまう、というトンデモナイ輩がいます。

 こういう輩の占拠した建物は、パリにいくつもあるようです。彼らはたいてい、移民や貧困層、金のないミュージシャンや若い芸術家など住む場所に困る人々で、古いデパートや工場といった廃墟、空き家を自分たちで手入れして、たとえばコミュ

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イベント① サロン と、フランス語

イベント① サロン と、フランス語

 サロン=salonの語源は、応接間。フランスでは昔、貴族や宮廷の社交界のことをこう呼んでいた。日本人が描くサロンのイメージとしても、華やかで洗練された談話(部屋)が付きまとう。しかし現代では、多くの商業イベントが salon de ~と呼ばれている。

 その一部を紹介すると、salon du cheval(馬)、salon du chocolat(チョコレート)、salon de l'agri

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サ-ビス② 仕事ゆったり、休憩たっぷり、始終のんびり

サ-ビス② 仕事ゆったり、休憩たっぷり、始終のんびり

 数年で帰国する多くの貧乏な日本人が、時間をかけざるを得なくなるのが家事やその他の日常生活です。というのは、レストランは基本高いので日頃はパスタをつくり、休日は、洗濯機がない人はコインランドリーへ、時には日本の何倍も多い排水詮のつまりや水漏れ、配電設備の不具合に対応し、わざわざ予約しないと医者にも行けません。のんびりした行政サービスのことは以前書きました。

 スーパーのレジが混んでいるのは当たり

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ほんとにやめてほしい。

ほんとにやめてほしい。

 今回は個人的な愚痴なのでスルーしてください。。。

 ほんとに勘弁してほしいんですね、以前も書いたのにもう一度言いたい。いえ、天気のことです。4月までは、寒い上に雨が降ったりやんだり、それに風まで。最低気温7度、最高気温15度。それが先週くらいまで断続的に続いて、そして今日、最低気温12度、最高気温24度、ナメてますね。

 訳は適当ですが、天気予報だって、Légère pluie(弱い雨) Q

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パリの日本人④ 日系レストラン

パリの日本人④ 日系レストラン

 他国でもそうあるように、日本食レストランのほとんどは、日本人以外の経営者や料理人によって営まれています。それはたいてい中国人で、彼らの経営する店はなぜか皆同様の黒い看板を掲げ、スシとヤキトリとテンプラがメニューに混在するという離れ技をやってのけています。

 そういった店は町を歩けばどこにでもあり、庶民的な外国人は、たとえば以下のようなメニューの店に行きます。

 それはさておき、

 在パリの

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パリの日本人③ 小休止 恋愛と結婚

パリの日本人③ 小休止 恋愛と結婚

 フランス人と日本人の結婚は、予想されるように、そのほとんどがフランス人男性(仏男)と日本人女性(日女)です。日男と仏女の場合、たいていは日男がフラれているようです。離婚が当たり前にある社会なので、この場合結婚の有無は関係ありません(若いカップルほどパックスが多いようですが)。逆に日女と仏男の場合は、仏男がフラれることも多いようです。(今回は微妙な内容なので、特に強調して「すべて聞いた話」だという

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パリの日本人② 散在する日本人

パリの日本人② 散在する日本人

 中華街は大抵の大都市にありますが、この街には加えてアラブ(イスラム)系、アフリカ系、ポルトガル系などの様々な国のコミュニティがあります。中華街は、そのまま中国人がある程度固まって住み、生活も仕事もお互い関わりが強いことを教えます。イスラム系は仕事も回せるほど強い繋がりの宗教的共同体です(最近、貧乏な日本人がイスラム教に入って仕事をもらったらしいです)。この二大コミュニティより小さな各国のコミュニ

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サービス① ~私の言うことを聞いて~

サービス① ~私の言うことを聞いて~

 どんなサービスに接するときにも、スマイルとアイコンタクトとハッキリした主張が求められます。それが、よりよいサービスを受けるために必要不可欠なんです。

 でも正直、めんどうですね笑 そこらのスーパーで買い物するのに、店員とわざわざ「ボンジュール」といって笑顔を交わし、目を合わせ、「袋ください」と言う作業を毎度やらされるのは、疲れます(袋はたいてい有料で、頼まないともらえません)。怠慢なぼくは、日

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パリの日本人① その分類

パリの日本人① その分類

 まず先に言っておくべきは、ぼくはもちろん、パリ在住の日本人すべてに会ったわけじゃありません。ただ、多ジャンルの日本人に会ったおかげで、わかったことを書くだけです(以下のすべての文の文末では「らしい」という助動詞が省略されています)。

 現在、パリ在住の日本人=在パリは、数万人(2~5万人)いるといわれています。多いです。パリの広さは山手線くらいなので、在パリはメトロや街中で、普通に目にします。

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このいかがわしさ。

 来たばかりの頃、何もわからず、戸惑うばかりだったのは、きっとこの街のせいなのだ。もちろん誰だって、初めての経験には躓くものだ。それはどこに行ったって同じこと。

 それでも、ここには人を欺くものがある。なかに入ったら、どんなに身を固めていても囚われてしまう。そうしていつのまにか街に飲み込まれる。客観性なんてものは、きっとここに生きる人々が、足掻きに足掻いてやっと創りあげた幻想なのだ。

 そして

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