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TripPlan#04 東京で自然を満喫!奥多摩を渓谷散歩する電車旅日帰りプラン

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富士宮に紅葉ドライブに行ってから2週間、今週末は奥多摩に日帰りで電車旅に行って来ましたので、そのプランをまたご紹介します!

今週末はそもそもユニバーサルスタジオに行く予定だったのですが、GOTOキャンペーンが大阪対象外となり中止に。時間ができたので、①富士宮では昼間の紅葉が見られなかった、②東京育ちだけど行ったことがなくてもともと興味があった、という2つの理由から奥多摩のプランを立ててみました。

結果、行ってみたら期待以上に楽しめたので、是非おすすめのプランとなってます!

行きの電車:中央線〜青梅線

今回、朝は無理せずに9時半前くらいに家を出発。中央線に乗り、立川から先は青梅線へ。時間により直通もあれば乗り換えもありますが、11時頃には青梅駅へ到着します。

*お住いの場所によるかと思いますが、このプランではおおよそ新宿を9時半くらいに出る想定で考えてもらえればと思います。ちなみに、朝8時過ぎくらいまでなら、休日は1時間半で奥多摩に到着するホリデー快速があるので、鈍行に揺られるのが苦手な方はこちらを選ぶといいでしょう。

青梅駅では、奥多摩行きの電車を待つ時間が少しあったので駅構内を散策。青梅は、昭和の街ブランディングをしているようで、駅構内も全体的に昭和レトロな雰囲気を漂わせていました。

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駅の看板もフォントや雰囲気がレトロ。ただし、車両は東京駅まで走ってるものと同じ中央線の新型車両。ここも旧型のオレンジ車両にして欲しかったなぁ・・・と思うのは観光客のエゴですかね。笑

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青梅駅から中央線に揺られること更に30分、終着駅の奥多摩駅の2つ手前にある鳩ノ巣駅で降ります。時刻は12時前。

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LUNCH:山に来たら蕎麦処へ

到着したらもうお昼なので、早速ランチへ。今回は水が綺麗な場所なら美味しいはず!な蕎麦をセレクト。後述しますが、夕食を早めにしたかったので、昼はガッツリではなく軽めにしたかったのもあります。

行ったお店は、鳩ノ巣駅から歩いてすぐの蕎麦屋「鳩美」です。

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メニューは冷たいお蕎麦と温かいお蕎麦があったのですが、やはり蕎麦の味わいを楽しむなら冷たい方!と思いつつ、選択肢はもり蕎麦ととろろ蕎麦。軽めにはしたいものの、具がないとちょっと物足りないかもと思い、大盛りで注文しました。

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あら、大盛り・・・? 正直そう思いました。少ない気がすると。しかし、食べて行ったら気づきました。普通のざる蕎麦は平たいザルの上に盛られてるのだと。つまり、深みのあるカゴに盛られたこの蕎麦は見た目以上に量があるのでした。ということで、とろろの絡まった濃いめのつけ汁で蕎麦を堪能し、満腹・満足な食事でした。軽めにしたつもりだったけど、まあいいか。

鳩ノ巣渓谷をハイキング

腹ごしらえも済んだら、鳩ノ巣渓谷へ。鳩ノ巣トンネルの向こう側に鮮やかな紅葉が見えてきれいでした。

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国道からは渓谷へ降りていく遊歩道が整備されており、気軽にトレッキング楽しめるルートが用意されています。

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今回は、気軽に楽しめる鳩ノ巣駅から隣の白丸駅までのルートへ。川沿いを2kmくらいなので、のんびり写真を撮りながら歩いても1時間くらいで行けるかと思います。

*もっとがっつり歩きたい方は、もう1つ手前の古里駅から終点の奥多摩駅までが大多摩ウォーキングトレイルというコースになっているようです。チャレンジしたい方は是非。

ルートのスタート、鳩ノ巣小橋からは早速、美しい渓谷のグリーンに紅葉が映えていました。

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水が思った以上にきれいで驚きました。東京にも、こんな場所あったんだ・・・という感じです。。

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そのまま道なりに歩いていくと、日陰から日向に出てきました。

*ルートは整備されていますが、岩場も多くてそれなりにアップダウンもあるので、靴や服装は動きやすいものをお勧めします。僕はお気軽ルートだったのでマウンテンパーカーにスウェット、スニーカー兼用のランニングシューズでちょうどいい感じでした。もっとがっつり山歩きの格好の人も多かったです。

白丸ダムの壮観

そして、そのまま上流に歩いていくと、白丸ダムに着きます。

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突如現れるこのスケール・・・。ダムの門の前に歩道がつながっているので、そのまま歩いて行くと、ダムの放水口が見下ろせます。高所恐怖症の人はかなり怖いと思います。。

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通り過ぎて、反対側の展望台から見るとこんな感じ。壮観ですね。

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このあたりに白丸ダム魚道(魚がダムをこえて川を遡るための施設)もあります。4-11月の土日は見学ができるようなので、興味ある方は是非立ち寄ってみてください。

そして、ここから更に上流へ歩くと、白丸駅に到着します。この日はハイキングルートが工事中だったので、ここから国道に戻って駅まで歩きました。こんな古い看板も田舎ならではでしょうか。

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数馬の切通しを探索

歩いていくと、数馬峡橋に到着。ここから丘の方へ登ると白丸駅に到着します。

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いい感じに歩いたので、白丸駅から奥多摩駅までは1駅だけど電車で移動しちゃおうかな・・・と思っていたのですが、地図を見ていると気になるスポットを発見。その名も「数馬の切通し」です。切通しは鎌倉とか大島で見たことがあって、いい感じの雰囲気を醸し出してるので、ちょっと寄り道して行ってみました。

*「切通し」とは、山や丘などを掘削し、人馬の交通を行えるようにした道である。(Wikipediaより)

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それが、こんな感じ。これだけの岩を掘削して道を通すってすごいですよね・・・しかも人の手で・・・。と昔に想いを馳せながらの寄り道でした。こんなきれいな風景にも出会えました。

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そこから白丸駅まで戻る道には、電車がトンネルから出てきて通り抜けてくる撮影スポットも。乗りたい下り電車の前に、上り電車が来そうなので待ち構えて撮影してました。

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氷川渓谷を散策

といった寄り道をしながら、14時過ぎの電車で奥多摩駅へ移動。ハイキングを始めたのが12時半くらいだったので、1時間半ほどのんびり歩いていました。

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奥多摩駅からは、また歩いてすぐの氷川渓谷へ。こちらもまだ紅葉が残っていました。

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少し上流に来たので、川の流れは早めで、水も透明です。

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もえぎの湯で温泉を堪能

この遊歩道を歩きながら、奥多摩駅から歩いて10分くらいの温泉「もえぎの湯」へと向かいます。遊歩道から都道184号に出て、もえぎ橋を渡ると、温泉はすぐ。

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温泉では歩いてかいた汗を気持ちよく流してきました。泉質は、いま調べたら「メタほう酸・ふっ素」とサイトにありました・・・あまり詳しくないですが、透明のちょっと肌がぬるっとするアルカリ性泉でした。

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食事処や休憩所もあるので、歩いたあとにゆったりできていいですね。

DINNER:クラフトビールを飲み比べ

さて、お風呂にゆったり入って、駅まで戻るともう時刻は夕方17時。あとは風呂上がりのビールを飲んで帰るだけです。

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ということで、夕食に狙いをつけていた奥多摩のクラフトビアカフェ「VERTERE」へ。駅前の通り沿いにはお土産用の缶ビールを販売しています。

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そこから裏路地に入ると、古民家を改装したお店を発見。

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キャッシュオンでビールを注文します。オリジナルビールがたくさんありすぎて何にするか悩みますね・・・。

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注文したのは・・・何だったか忘れてしまいましたが、色々なフルーツやスパイスの効いた味を楽しみました。

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ビールのお供にフィッシュ&チップスも。フード多めなので、複数人でシェアをオススメします。店内が一杯で外の席だったので寒かったですが、厚めの上着を着てたので大丈夫でした。人気のお店っぽいので、心配な人は予約しておいたほうがいいかもです。

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*閉店が20時と早めなので、夕方には来店するといいと思います。もちろん昼から飲むのもいいですね!

帰りの電車:青梅線〜中央線

そんな感じで、お腹もいっぱいになったところで帰路へ。ちょっと外が寒くて早めに退散したのですが、18時過ぎの帰りの電車に乗りました。

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そこから青梅、立川で乗り換えて、中央線を新宿方面へ。自宅に着いたのは20時半くらいでした。ほろ酔い気分で半分寝ながら気持ちよく電車に揺られていました。

*行きと同じく、休日なら帰りも1時間半で新宿まで帰って来れるホリデー快速があります。ただし、15〜16時台に奥多摩発なので、ちょっと早めですね。

そんなこんなで、奥多摩日帰り電車旅は終了。期待を上回る充実した日帰り旅でした。

旅のまとめ

最後に、この日帰り旅の流れを簡単におさらいです。

9:30 新宿駅を中央線で出発

11:45 鳩ノ巣駅に到着 〜 蕎麦屋「鳩美」でランチ

12:30 鳩ノ巣渓谷ハイキング開始

13:00 白丸ダム到着

13:30 数馬峡橋到着 〜 数馬の切通し

14:15 白丸駅 〜 奥多摩駅(電車移動)

14:30 氷川渓谷を散策

15:15 もえぎの湯で温泉

17:00 ビアカフェ「VERTERE」で夕食

18:15 奥多摩駅を出発

20:30 新宿駅に到着

こんな感じで、無理なく楽しめるかと思います!気軽に、だけど都会を離れた日帰り旅プランをお探しの方、ぜひご参考ください!



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