【レシピ】火を使わないすばらしさを味わう釜揚げしらす丼

思うに初心者に立ちはだかる料理のハードル四天王って「食材（調味料）・道具・スキル・時間」だと今ふと急に考えついたんですけど、それらを全てクリアするメニューを発見した。

その名は釜揚げしらす丼。あんなにおいしいクセに、使うのは道具は包丁とまな板だけ。火すら使わない。味付けはしょう油だけ。オンリーソイソース。大葉さえ頑張って刻めば10分くらいで完成だ（計ってないけど）。

■ 必要な道具
・ 包丁まな板

■ 材料（2人前＋作り置き）
・ ごはん：好きなだけ
・ 釜揚げしらす： カレースプーン4杯分くらい
・ 大葉： 10枚程度
・ しょう油： お好みで
・ みょうが： 1片 ※余力があれば
・ 生たまご： トッピング用

■ つくりかた
[1] 大葉を千切りにする
※ 重ねた状態のまま軸を切り落とし、クルクルと巻いてから包丁を入れると切りやすい → 参考
[2] ご飯を盛る
[3] しらすをご飯に乗せる
[4] 切った大葉を乗せる
[5] 余力があればみょうがを刻んで乗せる、卵もお好みと在庫状況次第で
[6] しょう油をかけて完成

■ あとがき
風流なことを言うてられる状況ではありませんが、すっかり春ですね。しらすの季節ですね。スーパーでしらすを探すのは不要不急の外出ではありません。だいたい1パック400円くらいで売ってるでしょうか。100g238円で手に入ればナイスディール成立です、おめでとう。
しらすも薬味も、たっぷり乗せても余ると思います。後日ごはんのお供にするもよし、和えて他の献立と一緒に小鉢として出すもよし。冷蔵庫に入れておけば2〜3日は状態も問題ないかと（保証はできないが）。
欲を言えばみょうがを入れたい。みょうがを入れると香りが一気にグレードアップするし、何よりも「料理している感」がしみじみと味わえるのでオススメしたい。とはいえ、なくても全然OK。
こないだ書いた「父の料理を極める三カ条」もしっかり満たしてる（たぶん）、いわば究極のメニューです。この春は何度もリピートしよう。